和紅茶のティーバッグを知る前に、和紅茶とは何か、ということをご存知でない方はこちらを御覧ください。
多くの人が紅茶を飲む時、どのように飲むでしょうか。
緑茶のように、葉っぱで飲むでしょうか。
それとも違うでしょうか。
多くの人たちは、紅茶と言えばまず、紙袋などに入ったティーバッグを思い浮かべます。
手軽に買える紅茶の代表格がティーバッグの紅茶です。
和紅茶でも同じく、ティーバッグの紅茶があると思いがちです。
ですが、意外と和紅茶のティーバッグは見つかりません。
それはどうしてでしょうか。
今回は、和紅茶のティーバッグについてご紹介します。
和紅茶のティーバッグでお手軽に飲む
和紅茶に限らず、紅茶を飲むときに何を選ぶでしょうか。
いきなり専門店に行きますか?
それとも、ネットで検索しますか?
多くの人たちは、自分がよく買い物をする店で探すそうです。
紅茶だけではなく、緑茶などお茶類の購入は、専門店よりもスーパーなど食料品店で購入します。
スーパーの紅茶ブースにはどのような紅茶が並んでいるでしょうか。
多くの場合は、ティーバッグの紅茶が並んでいます。
茶葉の紅茶は、大手メーカーが提供している袋や缶の紅茶ぐらいです。
量も、100gの袋から、250gの缶ぐらいまでです。
専門店で見かけるような10gの高級紅茶や50gの農園紅茶などはみかけません。
それだけ、ティーバッグの紅茶は、私達の生活に身近な存在なのです。
身近な存在だからこそ、最初に手に取る紅茶は、ティーバッグということが多いです。
今一度、この身近なティーバッグを見直してみましょう。
ティーバッグでも美味しい紅茶を飲むことが出来ます。
次に、ティーバッグでの美味しい紅茶の入れ方を紹介します。
美味しい紅茶のティーバッグの入れ方
ティーバッグの紅茶の入れ方は、いろんなシチュエーションがあると思います。
そのため、一般的にティーバッグで紅茶を入れると思われるシチュエーションで入れ方を紹介します。
電子レンジで紅茶を淹れる ティーバッグの簡単な紅茶の淹れ方1
煮出して紅茶を淹れる ティーバッグの簡単な紅茶の淹れ方2
ファミレスで紅茶を淹れる ティーバッグの紅茶の淹れ方3
ティーバッグで美味しい紅茶を淹れる方法 【経年訂正版】
4つのページを紹介しました。
ですが、これらに共通することは以下のとおりです。
- 沸騰した熱湯を使う
- カップが冷えている状態にならないよう予め温めておく
- お茶を抽出しているときは冷めないようにする
- ティーバッグをすぐに引き上げずに、3分ぐらい待つ
これらの事を守れば、そのティーバッグでの美味しさを引き出すことが出来ます。
濃さは、その後調整すればいいでしょう。
もし、濃ければ、入れる時間を短くします。
薄いなとおもえば、入れる時間を長くしたり、お湯を減らしたり、ティーバッグを増やします。
自分が飲もうと思うティーバッグでどのような味や香りになるのか、基準を調べてから調整しましょう。
和紅茶のティーバッグを買える店&通販サイト
このような身近なティーバッグですが、和紅茶のティーバッグを自分たちが行くお店で見たことがあるでしょうか?
多くの場合は、最寄りの店でみたことは無いと思います。
そもそも、スーパーで和紅茶を見かけることすら無いかと思います。
今回は、和紅茶のティーバッグを買える店や通販サイト、さらに比較的手に入りやすい有名な和紅茶のティーバッグを紹介します。
これらは、日本全国で手に入りやすくて、しかも商品の品質が確かなものばかりです。
今まで、和紅茶を飲んだことない人や、和紅茶に対して良い印象を持ってない人などにおすすめです。
京都ぎょくろのごえん茶 寺町店
京都ぎょくろのごえん茶さんは、京都にお店を構えるお茶の専門店です。
こちらは、紅茶だけではなく、日本茶全般の販売をしています。
紅茶は、京都府宇治田原町産の茶葉で作られた茶葉で作られてます。
強い香りや強い味の紅茶ではなく、味も香りも穏やかでじんわりと飲みやすい紅茶です。
少し濃い目に入れて、ほうじ茶に似た風味に飲む人が多いようです。
ですが、食べ物と合わせたいのであれば、1分ぐらい浅めに入れて、味抑えめでふんわりと立ち上がる香りを楽しむといいでしょう。
お店は、京都と金沢に姉妹店があります。
現地に行くのもいいですし、通販での購入も可能です。
ミントン
紅茶好きの人は、ミントンというブランドを聞いたことがあると思います。
ミントンはかつてイギリスにあった陶磁器メーカーです。
2015年にブランドとしては廃止されましたが、人気のティーウェアとして、中古陶磁器市場で取り扱われています。
この紅茶としてのミントンは、そのブランド名を冠した日本の茶業会社「共栄製茶株式会社」で販売されている紅茶です。
海外紅茶のブランドとして知られていますが、現在和紅茶も発売しています。
紅茶 Royal Albert / MINTON | 商品情報 | 共栄製茶株式会社
ミントンの和紅茶の特徴
ミントンの和紅茶を買う人は、商品名に惹かれて「京(みやこ)」を買う人が多いようです。
穏やかな味わいと、優しい香りが日本の紅茶らしいと評判です。
ですが、このミントンの和紅茶の凄さは、ブレンドした和紅茶です。
実は、まだ多くの人に知られていませんが、「穏やかな味わいと、優しい香り」の和紅茶は、混ぜると激変します。
例えば、
- 違う特徴の紅茶
- 柑橘系の果物
- 香りの強い香草
- スパイス
これらなどと合わせると、混ぜたものの個性を引き出し、非常に美味しい紅茶に仕上がります。
それを知ってか知らずかはわかりませんが、ミントンの商品は、眼を見張るものがあります。
- ゆず
- ミント
- 生姜(カルダモンも入ってる)
- いちご
- 白桃
この中には、実際にそのものを使ってない物もあります。
ですが、添加した香りは和紅茶の後押しを受けて、美味しい紅茶になります。
フレーバードティーが好きな人だけでなく、ストレートの紅茶を好んで飲む人にもおすすめできるブレンド和紅茶です。
ミントン 和紅茶 『バラエティパック 10P』-国内産茶葉使用- 5種類の味 ティーバッグ [MINTON より、国産茶葉で作った和紅茶]
日東紅茶
日本最大級の紅茶会社三井農林さんのブランド「日東紅茶」の和紅茶です。
日東紅茶は、言わずとしれた日本の紅茶ブランドです。
「デイリークラブ」や「DAY&DAY」などは、スーパーでも見かけるでしょう。
ですが、日東紅茶の紅茶はこの2つだけにとどまりません。
数多くのフレーバードティーバッグも取り扱ってます。
さらに、量販店で見かける手頃なリーフティーも販売してます。
日本人の多くが、「初めて飲んだ紅茶が日東紅茶」というようなそういう紅茶メーカーです。
日東紅茶の純国産紅茶の特徴
日東紅茶の和紅茶の特徴は、「紅茶としての完成度」です。
日本の和紅茶の多くは、単一農園・単一品種です。
それは、以下の理由が挙げられます。
- 和紅茶はいつもたくさん売れない
- 量に見合った品質管理しやすい
- 単年ごとにまとめれば卸の段階での品質のばらつきが少ない
- 仕入先の農家からは多くの量を仕入れれるので、継続した付き合いができる
そのため、販売量そのものを多く確保することが出来ません。
ですが、日東紅茶の国産紅茶は違いました。
それは、商品ラインナップを見れば理解しやすいです。
- オリジナルブレンド
- レモンティー
- 単一品種(農家の明記なし)
そして、商品サイトには、仕入先の農家の写真などありません。
複数の農家の紅茶を、味が合うようにブレンドをしているということになります。
これは今販売している商品だけではありません。
日東紅茶が国産紅茶を販売しだしてから一貫してます。
卓越したブレンド力を誇るメーカーだからこそ出来る事と言えるでしょう。
日本で手軽に「味にごまかしのないちゃんとした紅茶」の和紅茶を飲みたい人は、購入してみましょう。
日東紅茶 純国産紅茶TBバラエ8袋入 ×2個 ティーバッグ
京都紅茶道部紅茶通販部
最後に、私達の和紅茶ティーバッグ「宇治の特製ティーバッグ」を紹介します。
上記の、大手メーカーと比べれば知名度は落ちますが、品質は間違いない紅茶です。
この紅茶は、京都府宇治田原町の農家さんが作っている紅茶です。
自分で販売する事をしていない農家さんです。
主に、健康食品のお店やセレクトショップでの取り扱いがあるそうです。
リーフでも販売しているのですが、誰でも飲みやすいようにティーバッグにしています。
1パック4gと、他の和紅茶のティーバッグよりも量が多いことが特徴です。
マグカップでグビグビ飲むのに向いたサイズです。
濃い味の紅茶ですが、喉にひっかかるような感覚はなく、するすると飲むことが出来ます。
海外の紅茶と違う風味ですが、濃い風味なので、ロイヤルミルクティーなどに使われることもあります。
全体的に、イメージ通りの和紅茶ですが、ミルクティーにも向いたオールマイティーな和紅茶です。
和紅茶|京都紅茶道部 宇治の特製ティーバッグ |京都紅茶道部紅茶仲介部
最後に~和紅茶のティーバッグを楽しむために~
今回は、和紅茶のティーバッグについてご紹介してきました。
「和紅茶 ティーバッグ」で検索すると、多くの商品ページが表示されるでしょう。
ですが、それらはあくまでも商品の陳列です。
その検索結果で、和紅茶に興味を持ち、ティーバッグの和紅茶を買おうという動機になりにくいです。
そこで、このページでは、和紅茶についての理解を深めることを行えるようにしました。
多くの人は、通販で味も香りもわからない紅茶を買うのは不安です。
そういう人たちに、まず最初にどのような紅茶を飲めば安心できるか、という手助けになればと思いました。
興味は持ったは良いけど、最初の印象が最悪だったらたまったものではありません。
なので、最初の和紅茶こそ、ちゃんとした紅茶であってほしいと思ってます。
和紅茶のティーバッグを楽しむために行うこと
最後に復讐ではありますが、和紅茶のティーバッグを買う上での注意点を箇条書きにしていきます。
- 味や香りがイメージしやすい和紅茶を買う
- 紅茶なので、最初はちゃんと紅茶の入れ方で飲む
- 大手メーカーも販売しているので購入してみる
これらに沿っていくつかの和紅茶を飲んでから、他の和紅茶もチャレンジしてみましょう。
和紅茶のティーバッグはこれだけではありません。
農家さんで直接販売しているところは、リーフティーの販売と一緒にティーバッグも扱ってます。
実は、和紅茶のティーバッグは珍しくないのです。
皆さんの行動範囲のお店に無いだけなのです。
このページも検索などしてたどり着いたことでしょう。
それと同じように、和紅茶のティーバッグも検索すると簡単にたどり着きます。
これらの事柄が、普段の紅茶のバリエーションの中に、和紅茶のティーバッグを追加するきっかけになってもらえれば幸いです。