【 天の紅茶2016 この紅茶について】
今回は、熊本県の天の製茶園さんの 天の紅茶2016 をご紹介します。
熊本県の天の紅茶は、もはや国産紅茶好きならば言わずと知れた農家さんです。
数多くの人が「国産紅茶でおすすめはどれですか?」と聞かれると、真っ先にこれをあげます。
天の紅茶さん香りや味は、海外の紅茶好きを虜にしてきました。
ただ、たまに手に入らない時があるんですよね。
人気すぎて。
(岡本さんの紅葉さんでは、手に入るくらい潤沢に用意されてますが)
天の製茶園の天野さんとは、2012年に知り2013年ぐらいからお付き合いがありますが、実は2016年地紅茶サミット奈良で初めてご挨拶をしました。
随分長い間かかりました。
紅茶への熱意が熱い方でした。
こういう方が、引き続き良い紅茶を作り続けてくれると大変ありがたいです。
【茶葉】
茶葉の形状を書く前に、茶葉について説明しますと、天の紅茶は複数の緑茶品種のブレンドです。
そして販売するまで1年ぐらい寝かしているそうです。
なので2016年なのですが2015年に摘んだものだそうです。
実際どこまでが正しい情報なのかわかりませんが、この味だけは確かです。
【水色・味・香り】
3分淹れました。
非常にわかりやすいです。
焙煎した香ばしさに、カラメルのような甘い香りです。
水色はクリアな茶色。
味は甘さも渋みも無いですがあとに残るすっきり感と、鼻の奥から駆け抜けてくる香ばしい香りがします。
望蘭系教科書のような紅茶です。
長く淹れましたら、全然違うものと思うくらい変わりました。
水色は、黒が混ざっているくらいの濃い赤です。
香りはほぼカラメルかと思うくらい香ばしく甘いです。
味は焙煎した香ばしさがいっぱいになります。
そして鼻からその香ばしさが凝縮したような香りが抜けていきます。
香ばしいとしか言いようがありません。
そして「いわゆる国産紅茶」とは違う甘さです。
この紅茶はなんでも耐えられるくらい強いです。
力強い紅茶です。
【茶殻】
茶殻は、紅茶に見えません。
コーヒーかと思うくらいの色目です。
ただ、形状がコーヒーではないので紅茶かなと分かる程度。
もしこれが粉紅茶だったら、確実に細挽きのコーヒーと言われるのかなと思います。
残り香はまだ香ばしくいい香りが漂います。
個人的には、圧力をかけて残り香さえも紅茶にしてしまいたいと思います。
天の製茶園さんの紅茶をお求めになりたいと思いましたら、ぜひ下記サイトを御覧ください。
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