京都府 国産紅茶レビュー

※再掲 【京都】永谷農園:永谷の手作り 宇治の紅茶2013

投稿日:2013年11月12日

【 宇治の紅茶2013 この紅茶について】

今回は、京都府の永谷農園さんの永谷の手作り 宇治の紅茶2013 をご紹介します。

こちらも一度載せたことのある茶葉ですが、当時の記事の書き方と今の書き方で随分違うので、より分析色の濃い今の方法で改めて記事にしたいと思いまいた。

京都宇治田原で作られた紅茶で、明治時代から育てている在来種で出来ています。
樹勢が弱いらしく、年1回、製品ベースで数十kgしか取れない為、なくなってしまえばその年の分は終了というものになります。
そのためか、この商品の流通量は少ないのですが、ちゃんと淹れられる人の口コミでゆっくりと認知度が広まっているそうです。

【 宇治の紅茶2013 茶葉】

国産紅茶20131108永谷農園永谷の手作り 宇治の紅茶2013 -1

茶葉は綺麗に撚られてます。
袋から開けて思ったのですが、この段階では全体的に茶葉が小さいです。
粉になったのか比重の関係で粉が残ったのか。
それは詳しくはわかりませんが、封を開けた段階で香りが漂ってきました。
こういう国産紅茶は少ないのですが、非常に面白いです。

【水色】

国産紅茶20131108永谷農園永谷の手作り 宇治の紅茶2013 -2

水色は濃い目の朱色。
香りは、香草とも花の香とも言えるような香りが立ち上ってます。
味は、ほんのり甘く、口の中いっぱいに香りが広がります。
3分でなかなか出るもんだなと感心してます。

長時間淹れたらどうなるでしょうか。

水色は50%増しぐらいになりました。
香りは立ち上るというか、落ち着いた感じ。
(香りそのものはほとんど変わってません)
渋みがフワッと広がり、口の中にメントールに似た爽快感が残ってます。
この方の師匠筋の別名『くじらの紅茶』も飲んでみたいな・・・ってつくづく思います。

【茶殻】

国産紅茶20131108永谷農園永谷の手作り 宇治の紅茶2013 -3

茶葉は全体的に開く系です。
さっきの『粉状態』だった茶葉は実は一部は『極小に折りたたまれた茶葉だった』という状態だったみたいです。
全体的に広がって、底をほじくり返しても、大きめの茶葉が沢山発掘できました。

思わず、どれだけ撚れていただんだろう・・・ってびっくりします。

明日も、更新します。

-京都府, 国産紅茶レビュー

執筆者:


  1. 【京都府】永谷農園: 一番摘みプレミアム宇治の和紅茶2015 より:

    […] ※再掲 【京都】永谷農園:宇治の紅茶 […]

  2. […] ※過去記事 ・京都:永谷農園:永谷の手作り宇治紅茶 ・再掲 【京都】永谷農園:宇治の紅茶 […]

関連記事

【京都】京都地紅茶:京都地紅茶2017(べにふうき15)-2

【京都】京都地紅茶: 京都地紅茶2017(べにふうき15)

Contents 【 京都地紅茶2017(べにふうき15) :この紅茶について】【茶葉】【水色・味・香り】【茶殻】【 京都地紅茶2017(べにふうき15) :この紅茶について】 京都地紅茶2017(べ …

EnjoyTeaTimeBlackTea国産紅茶2019:げんぺい堂【静岡県】-パッケージ

Enjoy Tea Time Black Tea 国産紅茶2019 :げんぺい堂【静岡県】

Contents 【 Enjoy Tea Time Black Tea 国産紅茶2019 この 和紅茶 について】【茶葉】【水色・味・香り】【茶殻】【 Enjoy Tea Time Black Tea …

国産紅茶20131117 豊好園紅茶かなやみどり -2

【静岡県】清水両河内の茶農家豊好園: 豊好園紅茶かなやみどり

今回は、静岡県の清水両河内の茶農家豊好園さんの 豊好園紅茶かなやみどり をご紹介します。 Contents 【 豊好園紅茶かなやみどり この紅茶について】【 豊好園紅茶かなやみどり 茶葉】【水色】【茶 …

【熊本県】お茶のカジハラ:告茶紅茶春摘みべにふうき2019-パッケージ

告茶紅茶春摘みべにふうき2019 :お茶のカジハラ【熊本県】

Contents 【 告茶紅茶春摘みべにふうき2019 この和紅茶について】【茶葉】【水色・味・香り】【茶殻】【 告茶紅茶春摘みべにふうき2019 この紅茶での飲み方の提案】【 告茶紅茶春摘みべにふう …

鶴製茶園20130722 八女の紅茶紅鶴2012 -茶液

八女の紅茶紅鶴2012 :八女茶の鶴製茶園【福岡県八女市】

今回の和紅茶は、福岡県の鶴製茶園さんの 八女の紅茶紅鶴2012 をご紹介します。 【 八女の紅茶紅鶴2012 茶葉】 茶葉は、綺麗にカットされていて計量しやすかったです。 発酵は強めなのかもしれません …

アーカイブ