【 奥八女上陽茶おぼろ紅茶(緑) この紅茶について】
今回は、福岡県の八女茶くま園さんの 奥八女上陽茶おぼろ紅茶(緑) をご紹介します。
これは前回のおぼろ紅茶(赤)でも触れましたが、福岡に行った知り合いからお土産でもらった国産紅茶です。
なんで赤と緑と分けたのかな・・・って思ってたんですが、前の記事を読み直して思い出しました。
こりゃ、分けないとダメだわ・・・
特徴が全然違う紅茶ですから。
ただ、日本国内でこの相反する特徴を作ってしまうという点はその根元の技術力の高さに感服します。
【 奥八女上陽茶おぼろ紅茶(緑) 茶葉】
茶葉は綺麗に揃えられて細く撚られています。
茎・繊維のようなものは見られず、パッと見みえるのは、柔らかい芯芽の部分だと分かりました。
手摘みなのか・・・
茶葉を取り出すときから既に香りが。
こういうのを本当に『紅茶』って言うんだよなと。
【水色】
水色はワインレッドで、鮮やかな透明感です。
香りは、注いだときは凍頂烏龍やダージリンのFFに似た香りに、甘い紅茶らしい花の香りがします。
味は軽く渋く、爽やかです。
飲んで鼻から抜ける感じが、いわゆるスリランカやインドのイメージとは全く違う、台湾の紅茶が近いです。
いい紅茶でも、1袋30gと少ないんですよね・・・
長時間淹れたらどうなるでしょうか。
水色は、赤が濃くなり深くなりました。
香りは変化なし。というか、増減せずにそのまま。抜群の安定感。
味は渋みが強くなり、ずっしりとした感覚になりました。
これに、砂糖と牛乳(昨日のイベントで余ったの)を入れてみようかな・・・
※しばらくお待ちください
砂糖だけ入れたら、渋みが一気に強くなりましたが牛乳を入れたら、渋みが沈静化。
牛乳の匂いと紅茶の香りが混ざっていい感じの甘い香りになりました。
【茶殻】
茶殻は一見膨らんだ系に見えますが、茶葉と比較してもらえばわかりますが、短い茶葉が開いた茶殻でした。
細かいBOPにならない程度の短さで裁断しているので、一見どっちなのかなって思います。
山片くんとのところといい、こういう裁断していると、実に淹れ易いです。
一つ悔やむところがあるとすれば、茶殻にまだいい香りが残っていたということ。
きっちり出しきれてなかったのは、僕の未熟の致すところ・・・
八女茶くま園さんにご興味を持たれましたらぜひご覧いただければと思います。
[…] 【福岡】おぼろ紅茶:奥八女上陽茶おぼろ紅茶(緑) […]