京紅活動

ティーコージーを自作 してみました

投稿日:2014年3月9日

ティーコージーを自作 してみました。

紅茶を淹れる時に問題になるのが、『急須やポットが淹れている最中に冷えていってしまう』
ということです。
紅茶は、淹れている時間は限りなく100℃に近い温度で淹れる事が重要です。

今回は、そもそも定型にティーコージーの無いもののティーコージーを作ってみたというお話です。

ティーコージーを自作 してみました

去年から、色々なティーコージーを自作しています。
例えば、

・立体縫製のティーコージー
・テイスティングカップ用ティーコージー
・普通のティーコージー

などを作ってきました。
そして、今、写真にまだ上げられないものを含めて、2種類のティーコージーを作ってます。

・ティーサーバー(ティープレッサー)用ティーコージー
・蓋椀・宝瓶用ティーコージー

このうち、蓋椀・宝瓶用ティーコージーをご紹介します。

蓋椀・宝瓶用ティーコージー

この品物はまだ試作で、縫い目が荒いです。
ついに我が家に念願のミシンが到着し、今まで作業的にしづらかったものをどんどん進めていこうと思い、
今まで予告はしていたれど、作れなかったティーコージーの作成を始めました。

ティーコージーを自作 ぞうさんの宝瓶用ティーコージー
一見座布団のように見えますが、これはティーコージーです。
ちょうど、蓋椀をあわせますと

ティーコージーを自作 ぞうさんの宝瓶用ティーコージー2
このように真ん中に乗せまして

ティーコージーを自作 ぞうさんの宝瓶用ティーコージー3
包み込んで使います。

元々は、この蓋椀のために作ったわけではなく、
ネット専業紅茶専門店『ぞうさんの紅茶』さんの製品である

1杯用・茶漉しのいらない紅茶器
のために開発したティーコージーです。

その形状からも、蓋椀と同じく、注ぐときに本体が熱くなって注ぎにくいという難点がありました。
あと、これにあうティーコージーもその時はありませんでした。

そこで、これを包んで見た目が良いものをと思い、この紅茶器が販売された当時にすでに草案は出来上がってました。

ただ、全部手縫いで作らないといけないという点で、どうもきっちり仕上がらないという事もあり、作成はあと伸ばしにされてきました。

それが、今回完成して、お披露目となりました。

この形状は、完全に僕のデザインというわけではなく、

写真にあるように、国産紅茶の大先輩国産紅茶専門店紅葉さんの、宝瓶包みをもとに、形状を考えました。
紅葉さんの方は、ひもで留めるのに対して、こちらの宝瓶コージーはボタンで留めます。

そして、完全に包み込み、上から見た時に模様になるようにと、今後考えています。

紅茶の世界でないものを作る。
まだまだあるのかもしれません。

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