国産紅茶レビュー 静岡県

【静岡】益井園:かほり ふぁすと

投稿日:2013年11月17日

【この紅茶について】

この紅茶は、前にも出てました益井園さんの紅茶です。
品種は香駿で、ファーストフラッシュ(1番茶)です。
そもそも、かおりに重点をおいて作られているので、淹れるためにお湯を注ぐ前から
香ってました。
毎回ながら、作りがいいなぁ・・・
としみじみ思います。

【茶葉】

国産紅茶20131116益井園かおりFF1

茶葉は、一見短冊状に切られていますが、綺麗に撚られています。
大きさが均一で大変量りやすかったです。
大きく茎や繊維などの混在も少なく、バランスがいいです。
どういう選別をしているんだろうか・・・

【水色】

国産紅茶20131116益井園かおりFF2

水色は明るめの朱色です。
香りは、穏やかな花のような香りです。
タイプは清廉です。
味は、仄かに渋みがあるかなという感じの香ばしさで、さっき嗅いだ以上の香りが
口いっぱいに広がります。
温度が落ち着いてからは、香りも少し自己主張を始めたような感じの軽い酸味が出てきました。
味は穏やかで、かるく蜜のような風味が出てます。

長時間淹れたらどうなるでしょうか。

水色は朱が濃くなり、底が見えません。
かおりは先ほどの花のようなかおりに、ミントのようなかおりが増えました。
味は、酸味と渋味が程よく出ていて、軽やかです。

前の豊好園さんでもそうなんですが、香駿って品種で紅茶を作ると
かおりが特徴のある紅茶に仕上がるようです。
味のバランスを見るのが大変ですが、これも紅茶の未来を図る上で大切な品種ではないでしょうか。

【茶殻】

国産紅茶20131116益井園かおりFF3

茶殻は開いた系で綺麗に裁断された茶葉が広がってます。
こういうのを見ると『バランスが命だな』ってしみじみ思います。
益井さんとかは『このあと2煎目もね』とおっしゃるんですが、
僕は『紅茶に2煎目はない』(男に二言はないと同じ口調)の立場なので
1煎目でフルスペックを発揮する事を望みます。
もし、これに2煎目があったとしても、1煎目でこれだけ出ていれば、充分満足です。

明日も、更新します。

-国産紅茶レビュー, 静岡県

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