【 三富紅茶2013(缶入り・上級茶) この紅茶について】
今回は、埼玉県の平岡園さんの 三富紅茶2013(缶入り・上級茶) をご紹介します。
この紅茶は、国産紅茶レビュー前半のほうで扱った『三富紅茶』とは違い、うちのネット仲介ショップでも扱っている商品と同じものになります。
※2020年現在の取り扱いはありません
販売される形は、袋ではなく缶で、通常の『三富紅茶』とは違う中身だそうです。
【 三富紅茶2013(缶入り・上級茶) 茶葉】
茶葉は裁断されていなく、おおぶりな茶葉がそのまま綺麗に撚られています。
加工には気を使ったのではないでしょうか。
そして、今年の紅茶の学習の成果がまさに出ているのではないかと思います。
気になる方は、『国産紅茶レビュー』の『三富紅茶』の過去記事を参照ください。
【埼玉県】お茶の平岡園: 三富紅茶2013サンプル第1群
【埼玉県】お茶の平岡園: 三富紅茶2013サンプル第2群
【水色】
水色は明るめの橙です。
香りは香ばし目の穀物っぽいので、滋納系です。
味は渋みなどはなく、軽く酸味があります。
3分じゃ薄い感覚はありますね。
これも5分以上推奨と言えるのではないでしょうか。
ただ、サラリと飲めて何かと合わせるということに関しては、
3分の濃さはちょうどいいかと思います。
長時間淹れたらどうなるでしょうか。
水色は、さっきよりも倍ほどですが、そんなに濃くなったわけではありません。
(他と比べたらまだ薄くて明るい方)
香りはさっきから若干強くなった感じです。
といっても穀物っぽさに拍車がかかったわけではなく、濃くなったので全体に強くなったという感じです。
味は、酸味は抑えるほどに、香ばしさと甘さが出てきます。
『滋納』タイプの特徴的な組み合わせと言えるのではないでしょうか。
濃くなっても、食べ物との相性の良い紅茶です。
【茶殻】
実は茶葉を入れている時に、繊維は気づきましたが、茎は気づきませんでいた。
真ん中にでかでかと茎が!!
正直開けてびっくりでした。
でも、これだけ茎や繊維が入っているのに、こんだけ穏やかな紅茶に仕上がって、飲んでしばらく経つと、ふんわかと香りが鼻のあたりに漂う紅茶を仕上げてくるので、さらにびっくりです。
来年は更に良くなってんだろうな・・・
(秋に、香りを高めるための萎凋実験してから)
なんて、思います。
平岡園さんにご興味を持たれましたらぜひご覧いただければと思います。