【 益井さんちの農薬不使用紅茶みらいふぁすとふらしゅ この紅茶について】
今回は、静岡県の益井園さんの 益井さんちの農薬不使用紅茶みらいふぁすとふらしゅ をご紹介します。
この紅茶は、益井園の自己品種(だったかな・・・)の『みらい』で作られてます。
元々、青茶っぽい紅茶を作る所で、この紅茶もそれっぽい紅茶です。
ただ、筋金入りなので、『濃い目のウーロン茶です』とか言っても普通にそう思わされます。
やはり、香りが決め手です。
【 益井さんちの農薬不使用紅茶みらいふぁすとふらしゅ 茶葉】
茶葉はやや大ぶりで綺麗に撚られています。
選別も綺麗です。
更に完璧に真空パックをしてくるので、カサも低いです。
もう、『どこまで・・・』って現物を見たら思います。
【水色】
水色は明るい朱色。
香りは青茶のような香りなんですが、若々しい草のような香りが重なってます。
味は、渋みがほぼ無く、口いっぱいに香りが広がります。
3分ではお茶を飲むというよりも『香りを飲む』というのが正しい表現かもしれません。
長時間淹れたらどうなるでしょうか。
香りは青茶の香りに、さわやかな香草っぽい香りがほんのりと出てきました。
色目は50%増しぐらい。そこまで変わった気がしません。
味は、軽い渋みに香ばしさと軽い酸味が乗ってます。
後味は軽く甘く、香りがフワッっと口の中に漂います。
温度が下がると、ドシンと渋いです。
【茶殻】
茶殻は、開いて膨らんだ『ふえるワカメ状態』です。
紅茶らしい香りはないのですが、茶殻らしい香りは紅茶以上に広がります。
きっちり展開されていて、『もうでないぜ』感がきっちり漂ってきます。
【今日は紅茶の日】
今日は大黒屋光太夫が、ロシアの皇帝エカチェリーナ2世に招かれ、
欧式茶会に参加した公式記録が残る日です。
Twitterとか見ていると、『日本人が初めて紅茶を飲んだ日』という
昔の知識を書いている所があります。
それは昔まではそう思われていましたが、近年の研究で民間ベースの日明貿易において、
『ボヒー(ボヘア)』という日本で『武夷茶』と言われる紅茶が入ってきた事を示す資料が多数見つかっており、17世紀の書物『青湾茶話』においてどういうお茶だったか記載されています。
このことは2010年の世界お茶まつりでの角山栄和歌山大学名誉教授の公演でも
明らかにされており、『日本人で初めて口にした』という説は否定されています。
言うなれば、鎌倉幕府を昔は1192年からと教えられていましたが、今では1185年だと教えられているのと同じことです。
間違ったことをいちいち指摘するのも面倒なので、上記のものを見かけたら内心で『あ~、この人間違ってるww』って笑ってあげてください。
ということで、今日は『紅茶の日なのでお茶会を開きましょう!』の日です。
明日・明後日は茶源郷祭り参加のため、
更新できません!
11/4に更新します(o ̄∀ ̄)ノ”
お時間のある方は、茶源郷祭りでお会いしましょう。
もし今日紹介の紅茶を手に取られてみたい方がいらっしゃいましたら、イベントもしくは益井さんのWEBサイトを御覧ください。
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