国産紅茶レビュー 静岡県

【静岡県】益井園:益井紅茶 かほりふぁあすと2017

投稿日:2017年11月24日

【 かほりふぁあすと2017 :この紅茶について】

かほりふぁあすと2017 は、益井園さんの紅茶です。

香駿という品種のファーストフラッシュです。
もう2017年も終わりというのに、遅れてしまい申し訳ございません。
というか、国産紅茶の殆どは、春~夏だけで作られる事が多いので、仕方がないといえばそうなのかもしれません。
ただ、出来たてよりも、少し置いたほうが良いという説もあります。
(僕の過去記事の紅茶のエイジングではありません)
このファーストはどのようになっているのでしょうか。

【 かほりふぁあすと2017 茶葉】

【静岡県】益井園: かほりふぁあすと2017 -1
平べったい茶葉で、比較的真っ直ぐです。
雰囲気としては、緑茶のような雰囲気かもしれません。
やや幅広の形状が、紅茶らしさを感じさせません。
元々萎凋を重視し、香り高い紅茶に仕上がることを主とされているようで、淹れる前から、ほんのり華やかな香りが漂ってきました。

【水色・味・香り】

【静岡県】益井園: かほりふぁあすと2017 -2

3分淹れました。
水色は、橙色です。
香りは、甘みのない花のような香りです。
味は、ほんのりコクを感じます。

味の系統は、清廉系です。
ただ、3分では短いかもしれません。
香りは乗ってきたけど、味はまだまだこれからという感じです。

しばらく淹れると、このようになりました。
水色は、少し赤が濃い橙色になりました。
香りは、変わらず甘みのない花のような香りです。
味は、渋みが載っている状態になりました。

香りと味がのってる状態になりました。
ガツンの力強い紅茶です。
ぐっと飲んだ後に、軽くミルクの香りがします。
軽くつまむものを用意しながら、お茶の余韻を楽しむのが良いかもしれません。

【茶殻】

【静岡県】益井園: かほりふぁあすと2017 -3
茶殻は、軽く裁断されている様子が見受けられます。
ただ、細かくしているわけではないため、ある程度茶葉の形状を保っています。
長さ大きさともに均一にそろえられているため、測りやすいですし安定して淹れやすい紅茶でした。
誰でもいつでもおいしく淹れられ、なおかつ個性的な紅茶です。

益井園の紅茶はこちらで買うことができます。

ますいさんちの茶 益井園

全国の催事にも積極的に出ていますので、ぜひ見つけたらお手にとってみてください。

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