【 富山あさひの紅茶2012 この紅茶について】
今日の 和紅茶 は、富山県の富山紅茶の会さんの 富山あさひの紅茶2012 をご紹介します。
この紅茶は、姉妹品である『富山くれはの紅茶』と同じところの紅茶で、製造も同じ鳥取の陣構茶生産組合なのですが、何が違うかと言いますと、前のは富山市平岡で採れた茶葉を使いこちらは富山市朝日町で採れた茶葉を使ってます。
基本的に、出来たと告知がない限り一般発売をされていないようで、僕もこれは岡山の地紅茶サミットの時に買いました。
全国には、こういう手の「いろんな意味で限定品」というのが多いのが現状でしょうか。
※2020年5月時点では、ページ下部にありますホームページにて販売箇所など記載されています。
この 国産紅茶 が、どの様な紅茶になったか確認してみましょう。
【 富山あさひの紅茶2012 茶葉】
形状自体は、前のものと同じで、細かくしてあり計量がしやすいです。
分別の度合いは、正直わかりにくいですが、思いのほか繊維や茎は少なそうです。
むやみやたらに粉砕すると、必ず粉っぽさが出てくるのですが、これはそこまで出ていなくて見ている感じはよさげにみえます。
【水色】
水色は、薄い赤です。少し橙傾向です。
香りはそこまで自己主張しておらず、味は少し酸味が強いです。
渋みも苦みも今の所ないです。
と書くと、ライトな紅茶のように見えますが、ただ単に抽出時間不足じゃないかという感じです。
他の紅茶でもそうですが、国産紅茶は5分からがおすすめって言っていいのではないかと思ってきてます。
長時間淹れたらどうなるでしょうか
色目は黒目が入って濃くなりました。
味は特に大きな変化なし。
さっきまで出ていた酸味がどこかに消えました。
わずかながら渋みが顔を出したせいでしょうか。
安定していると言うか、出が物足りないと言うか。
そもそも、もっと茶葉を入れる事を想定しているのかと思うくらいです。
ただ、これ以上茶葉を入れたら、このライト感を楽しめないだろうななんて思うわけで、もしかしたら、和菓子との相性を考えて、これだけ控えめにしているのかもしれません。
やはり、『茶道の文化圏』が深い所でもありますので、紅茶単品で飲ませるなんてことは基本考えてないのかもしれません。
そういう意味で、『お茶会用』の控えめな紅茶です。
【茶殻】
茶殻は、膨らんだような感じです。
そもそも、カサがなかったので、大きく戻らないというのが本音でしょうか。
これだけコンパクトだと逆に片付けやすくていいです。
富山紅茶の会さんの 国産紅茶 にご興味を持たれましたら、ぜひ下記サイトを御覧ください。
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