国によって淹れ方に作法があるのか?
『国によって、お茶の淹れ方が違う』
ということが、紅茶好きになり色々耳にするたびに言われるようになります。
基本、興味のない人にとっては『お茶っ葉をお湯に入れるだけだろ?なんのことか?』なんですが、物事に地域別の『伝統や格式』などという、オヒレハヒレくっつくと、勝手に縄張り争いを初めて、勝手に元祖やら本家やら言い始めます。
気がついたら、そう大したことないことを『ほかの人には教えない。秘伝の技法だ』とか言って、神格化を始めちゃうので、タチが悪いです。
基本的には、そういう人たちはほっておいて、多分、食文化やライフスタイルの違い、そして水の違いなどで差異が出てきたのではないのかと思われる違いを、記事にしたいと思います。
細かく突き詰めればキリがないので、ここでは大まかに3つほど書きたいと思います。
- 英式(ゴールデンルール)
- 仏式(マリフレ式)
- 日本式(岡本式)
『お茶をお湯で淹れる』というポイントは同じなのですが、
微妙に方法が違うので、その点からここでは書いていきたいと思います。
極論を言えば、美味しく飲めればそれでいいわけですから。
何を使うのか?
基本的に大きな違いはありません。
英式でも仏式でも似たようなティーポットを使います。
日本式(あくまでも今回の場合は)は『雰囲気』を出すために『宝瓶』(ほうひん)というのを使います。
玉露とかで使う取っ手のない急須です。
仏式では、『コットンフィルター』という漏斗型の布を使います。
いわゆる仏式では、茶葉を残しておかないのがポイントだそうです。
違いはあるのか?
ここは、あくまでも仮説の段落になるのですが、
仏式は英、日本式と比べて、薄目に仕上がるんじゃないかと思ってます。
英式と日本式の差を出すのが、厳しいかな・・・と。
(淹れ方同じですから)次回から、写真付きで検証をしてみたいと思います。