薄茶糖 ってなに?
薄茶糖 がグリーンティーであれば、
グリーンティーを知らない東京は、
”全国的”に見ても変です。
ほんとはここで、『テレビ番組での薄茶糖登場シーン』
を貼るべきなんでしょうが、見つかりませんでしたので、割愛させていただきます。
さて、”薄茶糖”の”薄茶”とは、抹茶のことです。
ご存知の方は、スルーしてください。
基本、僕も、抹茶には疎いので。
抹茶とは
抹茶は、碾茶と言われるものを粉にしたものです。
碾茶とは、玉露のように収穫前に布をかぶせて、熟成?させてから収穫して、蒸して乾燥させるものですが、緑茶と違い、もむ作業が無いので、岩海苔みたいにパリパリなんだそうです。
抹茶は、2種類あります。
・濃茶・・・濃緑色
・薄茶・・・青緑色
茶道では、濃茶を”主”、薄茶を”副(そえ)”としてるそうです。
勝手な想像ではありますが、”副”なので、「お茶帝国静岡」では、一般でも普通に飲まれてるのかなと思います。
(静岡県民の皆さん(特に産地の旧清水市の皆さん)知識のフォローおねがいたします)
薄茶とは
詳しく薄茶についてはこちらをご覧ください。
ただ、抹茶の原料となる”碾茶”、農水省では”おおい茶”と言う括りで表記され、全国順位が、静岡は第7位です。
ま、普通煎茶はダントツで1位なんですけどね。
※てん茶を含む”おおい茶”の生産データ(平成21年)
三重 | 1 560 |
京都 | 1 130 |
福岡 | 563 |
佐賀 | 524 |
愛知 | 511 |
奈良 | 435 |
静岡 | 377 |
鹿児島 | 315 |
長崎 | 272 |
岐阜 | 106 |
ちなみに、三重県のお茶は、”宇治茶”として、全国に流通してます。
(三重県民情報)
薄茶糖のある静岡県の逸話
高級茶の生産はどうあれ、ネットの一部では、”静岡県の逸話”
- トーストとベーコンエッグを頼めば大丈夫だろうと思っていたら食前にお茶を出された
- お茶漬けを食べたあとに食後のお茶を出された
- 駅から徒歩1分の路上で宙に浮いた急須から延々とお茶が流れていた
- シンクの流れが悪いので開けてみると茶殻が詰まっていた
- 乳離れしていない赤子が、哺乳瓶でお茶を飲まされていた
- お茶を列車で運ぶ、というか、そのためだけに鉄道を敷設する
- 静岡からやってきた団体客に食事させたら、大人も「子供も」全員お茶だけ残していった
- 歯を磨いて布団に入るまでの3分の間にお茶を出された
- クラスの1/3がお茶屋関係者の子供。親戚まで入れればほぼ100%
- 「おでんを食いに行く」といって出て行った旅行者が5分後薄茶糖アラレを買って戻ってきた
- 散歩に出かけた旅行者がお茶工場の匂いで酔って帰ってきた
- 最近小学校で流行っているのは「お茶うがい」 水筒で持参した高級緑茶でうがいするから
- 静岡で一日にお茶を出される確率は約800%。朝、昼、晩の食前食後食間に一杯ずつ
静岡県すげ~
って、抹茶の話だよね、確か・・・
で、何で薄茶糖の話かというと、うちでは、毎年「グリーンティー」を常備してます。
それは、うちの嫁が、『純粋培養の京女』だからです。
(って、理由が違うか)
ふと、今、グリーンティーを飲んでて思い出しただけでした。
追伸:薄茶糖を実際に飲んでみた
この記事を書いていたのは2013年か2012年あたりでした。
それから、気になりながらもずっと『薄茶糖』に触れずに過ごしてきました。
ただ、お茶の事を続けていると、お茶を扱う知り合いも増えていき、ついには『薄茶糖を扱っている知り合い』も出てきました。
これを機に、薄茶糖を飲まずに語る人から、一度飲んでみて語る人へクラスチェンジを図ってみようと思いました。
そして薄茶糖を飲んで衝撃を受けたので、くわしく記事にしてみました。
ということで、実際に薄茶糖と「有名茶産地の抹茶を使ったグリーンティー」を比較してみました。
薄茶糖の実力を堪能下さい。
[…] ※過去記事:いつぞや、ケンミンショーでしてた”薄茶糖”ってどう考えても、グリーンティーですよね? […]