【 京都南山城紅茶FF2018 この紅茶について】
今回の 和紅茶 は、京都府の南山城紅茶プロジェクトの 京都南山城紅茶FF2018 をご紹介します。
この紅茶は、京都府唯一の村である南山城村で作られた紅茶です。
2009年頃から試作・製造をされて、今年で10年目を迎えます。
こちらは、実質9年目の紅茶になります。
10年目の記念する紅茶が実に楽しみです。
現在は、道の駅 お茶の京都 みなみやましろ村にて購入することができます。
関西ではサイクリングやツーリングをされる方には有名ですね。
近年、隣接してホテルが建つことがきまり、滞在型リゾート地として更に注目を集めることでしょう。
この 国産紅茶 については過去に記事をつくっておりますので、参考に御覧ください。
南山城紅茶手摘みプレミアム2016 :南山城紅茶プロジェクト【京都府】
【 京都南山城紅茶FF2018 茶葉】
茶葉は線が細く、きれいに撚り上げられています。
裁断されておらず、茶葉の形状を楽しみたい方に好まれる茶葉です。
茶葉の重さも重くなく、カサの多い計量になりました。
【水色・味・香り】
3分淹れました。
水色は、明るめの橙色です。
香りは、ごぼうのような香りを中心に、わらのような香りがします。
味は、ほんのりコクととろみを感じます。
味の系統は、滋納系です。
ただ、香りの立ち方が非常に強く、カップに鼻を近づけなくても香りを感じます。
しばらく淹れると、このようになりました。
水色は、赤橙色になりました。
香りは、ごぼうの香りをベースに枝豆や少し燃やしたわらのような香りになりました。
味は、味はよりはっきりとコクととろみを感じます。
非常にライトな滋納系です。
日本茶との差もさほど離れていないので、紅茶が苦手な方にも抵抗なく飲める紅茶です。
【茶殻】
茶殻は線の細さがそのままふっくらと開いたような形になりました。
大きな茶葉を集めたものではなく、比較的上部のふんわり柔らかな茶葉ばかりを集めて製茶をされているので、もしかしたらまだ出ていないのでは?と感じるところもあるかもしれません。
残り香は湿った枯れ葉のような香りで、美味しそうな香り部分は紅茶の方にすっかり移ってしまったかなという印象を受けました。
国産紅茶が初めてという方には抵抗なく飲んでいただける国産紅茶の一つです。
南山城紅茶プロジェクト・道の駅お茶の京都みなみやましろ村さんにご興味を持たれましたらぜひご覧いただければと思います。