【 京都地紅茶2017(べにふうき15) :この紅茶について】
京都地紅茶2017(べにふうき15) は、京都市の京北町の紅茶です。
先日ご紹介しました『京都地紅茶』さんの紅茶です。
この品種はべにふうきです。
どのような仕上がりになっているのでしょうか。
【茶葉】
茶葉は、大きめで撚りがしっかりしてます。
ただ、髭や茎が多めに入ってます。
荒茶というよりもここまで入ってると、味調整の為に入れたのかなと思ってしまいます。
茶葉の段階で、甘い香りがしてきます。
丁寧に製茶してるなという感じを受けます。
【水色・味・香り】
3分淹れました。
水色は、赤橙色になりました。
香りは、少し青草のような若々しい香りがします。落ち着くと藁のような香りになりました。
味は、甘みとコクがあります。
味の系統は、滋納系になります。口やノドの中にイガイガがなく、スッキリとした風味です。
しばらく淹れると、このようになりました。
水色は、濃い赤橙色になりました。
香りは、バラのような花のような香りになりました。
味は、ほんのり軽めの渋さはありますが、多くはコクと甘みです。
味の系統は、滋納系と清廉系の間になりました。
長くつけると、途端に香りが花開き、非常に面白いです。
【茶殻】
茶殻からは、大きな葉も小さな葉も全部混ざって見えます。
髭も含めて全部同じ色になってるため、気にしなければ普通の茶殻に見えます。
残り香はそこまでなく、お湯から離れると一気に落ち着くという感じでした。
この紅茶は、ゆっくり時間をかけて用意して下さい。
そして、甘めのお菓子と一緒にいただくといいと思います。
華やかな香りと落ち着いた味が、合わせたお菓子の味をもっと引き立ててくれることでしょう。