2017年紅茶フェスティバル国産紅茶グランプリ 一般審査員として行ってきました
本日(10/1)に紅茶フェスティバルのイベントの一つから独立した『国産紅茶グランプリ』に一般審査員として参加してきました。
京都(住んでいる所)から片道3時間40分。
在来線を乗り継いで行ったのは、いつぞやの世界お茶まつり以来です。
今年から紅茶フェスティバルと日程をずらして、発表も当日行うということで行ってまいりまいりました。
出品されている紅茶は、前段階で一度審査をされて残った紅茶2部門・10品・計20品になります。
どの紅茶も甲乙つけがたく、一定の基準を決めて、それを超えるか超えないかという判断で採点をしておりました。
他の人はそういうことではないとおもいますが、非常に良い物揃いでした。
結果は以下のとおりです。
2017年紅茶フェスティバル国産紅茶グランプリ結果
チャレンジ部門
大賞
金川(かにがわ)製茶さん
準グランプリ
ハサマ共同製茶組合さん
ごとう製茶さん
審査員特別賞
やんばる紅茶さん
金賞(3名)
中村農園さん
岩永製茶園さん
伊達製茶さん
銀賞(3名)
鈴木製茶さん
お茶の坂口園さん
庵・花茶ティーファクトリーさん
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市販茶部門
大賞
甲斐製茶園さん
準グランプリ
ごとう製茶さん
牧之原山本園さん
審査員特別賞
カネトウ三浦園さん
金賞(3名)
心向樹さん
ハサマ共同製茶組合さん
井村製茶さん
銀賞(3名)
富士山まる茂茶園さん
益井園さん
やんばる紅茶さん
国産紅茶の行く末は・・・
国産紅茶はその知名度の広がりから、いろいろな農家さんが生産に着手し出しています。
あわせて、大手飲料メーカーや紅茶専門店も手をつけ始めてきました。
生産量から言えば、正直全盛期の頃と比べるとまだまだ足りない国産紅茶ですが、ここの品質に関しては世界の有名紅茶に負けない紅茶がたくさん出てきております。
有名紅茶にも負けない品質とは『高級紅茶』に分類しておかしくないものです。
現在、マーケットは日本国内だけとなってます。
原因は、生産量が少ないため、生産者の目の届く範囲のマーケティングで売り切れてしまうということにあります。
国際価格と比較すると高いという実情もありますが、まだマーケットの供給側としての力が弱いこともあり、なかなか爆発的な広がりを見せることはありません。
これからさらなる広がりを見せるためには、圧倒的な生産量を示す必要があると思います。
ですがそれは、品質が伴った生産量である必要があります。
国産紅茶はこれからもまだまだ新しい展開を期待したいと思います。