知覧にっぽん紅茶 ポッカサッポロが烏龍茶に続き、紅茶を投入する
ポッカサッポロといえば「にっぽん烏龍」という国産の烏龍茶を販売しております。
こちらは、屋久島の茶葉2割と静岡の茶葉8割をブレンドしたものです。
屋久島といえば鹿児島県。
今回の紅茶も同じ鹿児島の知覧の茶葉の紅茶になります。
鹿児島と関係を深めていっている点で考えると、ポッカサッポロはさすがとしか言いようがありません。
日本でも有数の高品質の紅茶を作る産地で、研究拠点の枕崎のお膝元でもあります。
ペットボトルに出来るだけの量を確保できるその関係性の構築に感心するばかりです。
で、今回は知覧の茶葉の紅茶です。
知覧と言えば、知覧茶の産地です。
最近周辺地域も含めて『知覧茶』と呼ぶようになり、供給量も格段に増えている人気の産地です。
もちろん紅茶もつくっています。
農家さんによってはトン単位の量産設備も整えているところもあり、普及という点で考えると注目の産地であります。
その産地の紅茶を出してくるということで大変楽しみでした。
早速飲んでみたいと思います。
紅茶の味と香り
水色は透明度の高い茶色です。
パッと見て紅茶という感じはしないかもしれません。
香りが着目点でした。
甘くて華やかな香りがしています。
そしてほんのり香ばしさを感じます。
香料が含まれているのですが、香りのメインと言うよりも後押しするための物と感じました。
味は軽く甘く香ばしさがぱっとひろがります。
よく調整された滋納系の紅茶です。
それから、後を追って鼻から花のような香りが抜けていきました。
品種は、浅めの「やぶきた」を味のベースに「おくみどり」と「かなやみどり」の香りを中心とした製法の茶葉を加えているのかなという気がしました。
多分、これには紅茶品種は無いかと思います。
間違ってたらすみません。
これからペットボトル国産紅茶は活性化するか?
最近、各社から国産紅茶のペットボトルが投入されています。
ただ、多くは砂糖を入れたりしていて、せっかくの国産紅茶の風味を壊してしまうものも見られています。
今回の紅茶は、着香はしているとは言え、紅茶らしい風味と国産紅茶を損ねない甘い風味を実現してきました。
もっと暑い盛りにほしい味香りかなとは感じますが、これからの展開を祈ってやみません。