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午後の紅茶ストレートティーデカフェを飲んでみた

投稿日:2017年8月22日

広がる健康志向とデカフェの流れ

率直な話『そんなにもカフェイン嫌なら、紅茶飲むなよ』とか言いたいのですが、

『それでも私は紅茶が好きなの!』

と力説されてしまった日には、もう言い返す言葉なんぞございません。

僕ら茶道楽にとっては寝言同然の「カフェイン悪玉論」ですが、気にしはる方はたくさんいらっしゃるのは間違いなく、何年も前からデカフェ製品は増えていっております。
ただ、味がいまいちだった過去が多いので、多くの茶道楽はあえて手を付ける事はありませんでした。
飲むとしたら、結果的にデカフェになってるほうじ茶ぐらいです。

ですが、そんな中にも妊娠を期に『妊婦の間だけデカフェ』という人も増えているそうで、それでも「美味しい納得の行く紅茶が飲みたい」という方が多くいらっしゃいます。

そんななか、『ついにメジャーメーカーが出てきたか』というのが今回試飲するキリン午後の紅茶デカフェストレートティーです。

書く前に先に言っておきますが、『ストレートティーなのに、なんで砂糖入ってるの?』というツッコミは無しでお願いします。

そういう飲み物なのです。

午後ティーデカフェ1

パッケージは普通に午後の紅茶です。
ただ「DECAF<デカフェ>」がデカデカと輝いています。
使われている紅茶は、ストレートなのでディンブラです。
ちなみに、午後ティーは
・ストレート:ディンブラ
・レモン:ヌワラエリア
・ミルクティー:キャンディ
・無糖:ダージリン
と茶葉が決まってます。
(100%ではありませんが主にそれです。)
詳しくは、各商品のパッケージを御覧ください。

なお、「香料」って書かれていることにツッコミを入れては行けません。
白く濁らないための大変な企業努力
なのです。

今回のデカフェストレートも、ディンブラです。
デカフェは「デカフェ製法」という企業秘密級の特殊な製法で作ります。
キリンさんは知りませんが、多くの専門店では茶葉を加熱してカフェインを昇華させて飛ばします。
キリンさんはどんな製法かは知りませんが、結果として味が落ちる事が多く、デカフェの不人気の一因でした。

それも解消されるくらい、今、香ってます。
キリンさんすごい!!
\(^o^)/

キリンのデカフェの紅茶の水色と味

午後ティーデカフェ2
水色はクリアです。
キリンさんの伝統というべきか「絶対にクリームダウンさせない」という哲学がいかんなく発揮されてます。

香りは、甘いです。
紅茶だな、ディンブラだなってわかります。
ですが、非常に甘い香りです。
女性がめっちゃ好きだろうなってくらいの甘い香りです。
※茶道楽は除く

味も甘いです。
やはりデカフェなので軽いです。
さっぱりしてます。
非常にライトです。

まるで水のように飲めます。
てか水です。
僕のようなお茶に狂ってる人達は物足りないですが、喉が乾いて仕方ない時に一気飲みするのに良いかもしれません。
ただ、甘いのは抜きにしての話です。

非常にいい清涼飲料水だと思います。

デカフェの潮流はまだまだ続く

紅茶はここ10年ぐらい「グリニッシュ」がメインです。
青草のように華やかな香りと軽い口当たりの紅茶が非常に人気があります。
ガツンと濃く入れて、鬼の首を取らんばかりに砂糖と牛乳を入れる飲み方はある意味メインではないと言った感じです。

その流れに乗ってか、紅茶飲料も全体的に軽やかな風味に仕上がることが多いです。
この流れは、コカ・コーラで今のゼロが出てからあっという間にメインストリームに躍り出た感じに似ています。

この軽やかな口当たりの紅茶は、デカフェであるという健康思考のロケットエンジンを積んで一気に吹き上がるかもしれません。
紅茶飲料の業界でデカフェがメインを占めるのはもう少し後かもしれませんが、このくらいのクオリティーのものがまだまだ出てくるようであれば、いつしか「紅茶飲料はデカフェ」という時代が来るかもしれません。

※味についての追伸
軽く渋さを感じます。紅茶らしい渋さは健在ですので、ご了承下さい。

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