【 奈良和観音紅茶(十年秘蔵)2016 この紅茶について】
奈良和観音紅茶(十年秘蔵)2016 は地紅茶サミット奈良で購入した紅茶です。
「十年秘蔵」って書いてあるんで、作ってから10年保存してたのかなと雑に考えました。
(チャンスがあれば、意味を教えてほしい)
ぱっと見た目も緑茶品種だとわかるので、元々緑茶に強い農家さんなんだと思います。
もっと良い紅茶をだし続けてもらえるよう願うばかりです。
【 奈良和観音紅茶(十年秘蔵)2016 茶葉】
茶葉の形はティーバッグにすることを念頭にしているためか、葉も茎も全て粉のように崩してあります。
抽出時間を短くする意図のもと作られていると思います。
形状云々というよりも、淹れてみて飲んでみる紅茶かと思います。
【水色・味・香り】
3分淹れました。
水色は、淡い茶色に少しオレンジがかってます。
香りはおかゆっぽい香りです。
味は、濃いめの甘茶で、ツル系の茶外茶を飲んでいるような感じです。
味の系統は、滋納系です。
長く淹れますと下記のように変わりました。
水色は、赤みが強くなりました。
香りは変化ありません。
味は軽く酸味が出てきました。合わせて穀物のような風味が出てきています。
典型的な滋納系の紅茶です。
和菓子や料理と相性が良さそうです。
食べものの味を邪魔しないので、さっと飲める食中茶としての使い方をおすすめできそうです。
【茶殻】
茶殻は元の茶葉が膨らんだような感じです。
ただ、元々のものと比べてみると、随所細かく刻まれながらも、開いた茶葉が見受けられます。
もしかすると、きれいに撚られたあと、通常よりも細かく裁断したのかなと思います。
これも、ティーバッグでの抽出の事を考えて加工してると見られます。
まあ、次からこの紅茶はティーバッグを開ける真似はしませんけどね。
(あくまでの『この紅茶』は。来年は開けます。)
中尾農園さんにご興味を持たれましたらぜひご覧いただければと思います。