国産紅茶レビュー 静岡県

【静岡】豊好園:静7132

投稿日:2014年7月19日

この紅茶について

このお茶の品種は、お茶に関わっている人にはこの静7132が馴染みがあるのですが、商品名と特徴として、一般消費者の人たちには『まちこ』と『桜の香りのする緑茶』で知られている品種です。
これはその特徴から、緑茶にするほうが多いのですが、この時は紅茶を作ってれたという珍しいことになっています。

なお2014年現在、静7132で紅茶を作っていないそうなので、もし欲しい方は豊好園さんと応相談ということに成ります。

茶葉

国産紅茶20140718豊好園静7132-
豊好園さんの製茶の特徴で、大ぶりの葉っぱを、これでもかと言うくらいより上げた、ツンツンした(金沢弁で『ケンケンした』)感じの茶葉です。
発酵はきっちりさせており、茶葉の色目も写真と違わぬほど濃い色です。
見た目黒なのですが、濃赤で黒っぽい感じの、真っ黒い干し柿のようなそんな色です。

水色

国産紅茶20140718豊好園静7132-2
水色は淡い橙です。
香りは、紫蘇を思わせるような香りと、香草を思わせるような爽やかな香りが混在してます。
味は紅茶というか、どくだみ茶とかアマチャヅルとか茶外茶のような感じの風味です。
ただ、後から上がってくる香りがなんともベリー系のような甘い香りがします。

長く淹れたらどうなるでしょうか

長く入れたら、朱が濃くなりました。
香りは、先ほどの紫蘇とも香草とも思うような香りが強くなり、
さしずめ『桜の実がなったような』感じの香りになってます。
(と言ってもさくらんぼじゃないです)
長く淹れても渋みはほぼなく、さっぱりと飲むことが出来ます。
これを
『新しいフレーバーティーだよ』
とか言ってだしても、本気で信じて貰えそうなそんな香りです。

味や渋みを楽しむというよりも、香りを楽しむという紅茶ですね。

茶殻

国産紅茶20140718豊好園静7132-3
茶殻は、全体的に撚られた物が丁寧に開かれた感じの茶葉です。
カサが増えているわけでないので、インパクトとしてそんなにも大きくないですが、淹れきった感のある茶殻です。
残り香もそうないので、きっちりとお湯の方に流れていったのだろうと思われます。

-国産紅茶レビュー, 静岡県

執筆者:

関連記事

no image

【東京】お茶の木下園:東京紅茶

茶葉 この茶葉は元々ティーバッグのものを展開して使っています。撚りがきれいに入ってます。選別も丁寧です。正直、これをティーバッグにするのがもったいない気もします。 水色 ふと、ジャスミンのような香りが …

no image

【奈良】月ヶ瀬健康茶園:べにほまれ

【この紅茶について】 前にも、テレビに出られる前に記事にしましたが、 イギリスで飲んだ紅茶に感動して、実家でも作ってみようと紅茶作りをされている 月ヶ瀬健康茶園の紅茶です。 品種は、川戸紅茶と同じく、 …

no image

【茨城】吉田茶園:IZUMI BLACK-TEA

【この紅茶について】 この紅茶は、今年(2013年)の吉田山大茶会で茨城の方に住んでいらっしゃる主に台湾茶専門の方に頂きました。 (※この記事をアップ後、本人から『千葉在住で茨城が実家』という訂正があ …

no image

【岡山】富原製茶組合:かつやま紅茶(在来)

【茶葉】 もうちょい選別を丁寧にしてほしいな、というのがはじめの感想です。多分、紅茶としてのラインじゃなくて、煎茶としてのラインを流用しているのだと思いますが、出荷される煎茶と同じくらいの気の使い方を …

no image

【大分】山片茶園:かなやみどり

【この紅茶について】 この記事でも何回も出ております『山片茶園』の紅茶です。日本には400軒紅茶を作っており、商品数も1000点以上と言われていますが、ここの紅茶と比できる紅茶は数少ないです。僕自身、 …

アーカイブ