【 パール紅茶(赤)2012 この 和紅茶 について】
今日の 和紅茶 は、三重県の川戸紅茶さんの パール紅茶(赤)2012 をご紹介します。
前回のパール紅茶(緑)の時も書きましたが、これは昔日本の頂点を名実ともに極めた紅茶です。「自称日本一」ではなく、品評会制度が紅茶にもあったときに、何度も日本一に輝いています。
それが現在にも続く系譜の紅茶です。
緑との違いは、こちらの方が少し安く買えます。
もしかして、毎年価格が違うかもしれませんので、現地に行かれるか、お問い合わせの上お買い求めください。
品種は、川戸紅茶さんによって生まれた、べにほまれ、が使われています。
※追記:川戸紅茶さん喫茶店オレンジペコーさんは、2018年4月30日に惜しまれつつも閉店されました。現在川戸紅茶も廃業しており、パール紅茶は生産されておりません。
この 国産紅茶 が、どの様な紅茶になったか確認してみましょう。
パール紅茶(緑)につきましては、以下の記事をご覧ください。
【三重県】川戸紅茶 モーレツ紅茶: パール紅茶(緑)2012
【 パール紅茶(赤)2012 茶葉】
茶葉はこちらも淹れ易い様に茶葉が小さくなってます。
一瞬、粉なのか茶葉なのか悩んだこともありました。
(もちろん茶葉です)
ただ、測りやすくて淹れ易い茶葉であることは間違いなしです。
【水色】
水色は、鮮やかな「紅茶の」赤です。
香りは、最初から紅茶以外形容できない香りです。
飲んだ時に鼻から抜けた香りにしても同じです。
甘い紅茶独特の香りが抜けていきます。
(アッサムのSF以降のリーフの香りが近いかもしれません。)
渋みはそんなに乗ってませんでしたが軽く風味がかってます。
3分はこれでも短いなって印象です。
やはり5分以上でしょうか。
長時間淹れたらどうなるでしょうか。
補正をしているわけじゃないんですが、そこが濃い朱にそまり、全く見えません。
香りは落ち着きましたが、やはり濃くて甘い典型的な紅茶の香りがします。
しっかり入れた分、渋いです。
ただ、鼻から抜ける香りが甘く爽やかで国産紅茶であることを疑うようなものです。
で、もう、砂糖と牛乳入れてきてもいいですかね?
【茶殻】
茶殻は、小さい茶葉にありがちな「膨らんだ」ではなく、一つ一つが開いた茶葉です。
しかも、カットサイズが全部ほぼ同じで、いつ淹れても同じように飲めるという品質の均一化を茶園単位で行えている例なのかなと思います。
やはり、すげえな。日本を代表する 和紅茶 だわ。