【 きつき紅茶べにたちわせ について】
日本最古の紅茶専門店ティーハウスムジカで販売されてました2013年の きつき紅茶べにたちわせ です。
べにたちわせそのものは、そんなにも生産されていません。
なので、珍しい品種と言えば珍しい品種になります。
過去の試飲記事についてはこちらをご覧ください。
「杵築紅茶」の検索結果
この 国産紅茶 が、どの様な紅茶になったか確認してみましょう。
【 きつき紅茶べにたちわせ 茶葉】
ぱっと見た目で『一芯二葉で摘んだ』というのがわかります。
緑茶の新茶を丁寧に手摘みして仕上げたものと同じような感じです。
ザクッと刈ってばさばさ作った紅茶とは明らかに茶葉の段階で違います。
ホントに軽い所を摘んでいるので、これだけカサがあっても5gです。
いろんな意味で、このお茶のすごさを感じます。
【水色】
色目はピンクがかった橙で、淡い。
香りは、酔いそうな位甘くファーストフラッシュのような花の香りがする。
(これ、FFだっけか・・・)
渋みはきっちり乗ってて、さらりと飲める。
紅茶そのもの。
ただ、3分は薄かったかもしれない。
せめて最初は5分からだったかな。
長時間淹れたらどうなるでしょうか。
色目はさっきの倍になってます。
といっても、さっきの色目が薄かったので、これでちょうどいいくらい。
さっきの酔いそうな位の香りは健在。
味は、渋みも『紅茶の味』もずっと濃くなっており、やはり5分以上で淹れるのがいいと確認。
砂糖を少し入れたい感じがします。
【茶殻】
よく『新茶の茶殻は食える』という話をします。
例えば玉露とか煎茶でも新茶のもので最初の時期に摘んだ柔らかい物とか。
それと全く同じ茶殻です。
香りは、すべて出し切った後の苦い香りがします。
ですが、その柔らかそうな感覚から、かじってみたいと言う衝動に駆られる茶殻です。
こういう茶殻ってほとんどそんな感じはしないのですが、やはり、少し食ってみました。
結論としてはこれも『食える茶葉』です。
茶葉の柔らかさがあるので、たとえばしっとりめのケーキにまぜるとか水分の多いデザートなんかに混ぜると、違和感なく食えてしますのではないでしょうか。
珍しい事この上なしです。
もし、きつき紅茶を試したいと思いましたら、現在、以下の2つの店舗にお問い合わせください。
毎年シーズンになりましたら、この2店は必ず入荷をしています。
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>hanakoさん
ムジカの紅茶については、直接お店で在庫があるか問い合わせになりますが、
ご存じのとおり、生産者は杵築の阿南さんで
ご自身の杵築紅茶ブランドでも出されていますが、僕自身現物確認ができていたのは、ムジカと佐賀の国産紅茶専門店『紅葉』です。
もし、阿南さんのを直接買えるのでしたらそれに越したことはありませんね。
(金額的な問題で)
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この紅茶はこちら九州でも買えるのですか?
生産者は杵築の阿南さんですか?