【 那須野紅茶2012 について】
今回は、栃木県の大金茶園さんの 那須野紅茶2012 をご紹介します。
実際にお会いしたことはないので、伝聞要素が多いのですが、
まずは、南山城紅茶の師匠筋に当たる紅茶です。
そして、納得できなければ販売をしないという紅茶です。
実際、2011年生産分は販売されなかったそうです。
育てから茶摘、そして製茶まで、オーダーメイドかと思うくらい丁寧に作ってます。
そして、『極めて基本に忠実に作ってある紅茶』と言えるのではないでしょうか。
【 那須野紅茶2012 茶葉】
ほぼ2葉までと思います。
手摘みと思うほど茎がありません。
そのままポリポリかじりそうな人もいると思います。
よりも綺麗ですごく繊細です。
ですが、この華奢で可憐に見える茶葉が、見ためだけだったと
淹れたら自覚することになりす。
【水色】
3分で入れると、薄く琥珀の水色です。
そのまま立ち上る香りは、ライトで花ビラの内側のような香りがします。
わざとこの器から別のコップに移し替えて、聞香してみました。
最初の華やかな香りから一転、薬っぽくスモーキーに。
『お茶はハーブの一種』という人の気持ちが垣間見える瞬間でもありました。
漬けっぱなしにして、次を注ぐと、水色が一気に変わります。
どっしり赤くなり、紅茶にもスモーキーな香りが乗ってきます。
感じ『中国紅茶』というような感じでしょうか。
【茶殻】
全て綺麗に開かれ、渋い残り香が立ち上ります。
淹れ残りが無いような感じです。
途中で茶葉を上げなくてよかったな・・・なんて思います。
那須野紅茶が気になった方はぜひ、取り扱っているY’s teaさんのサイトをご覧ください。