【 きつき紅茶べにふうき2020春セクシー この和紅茶について】
今日の和紅茶は、大分県の杵築紅茶さんの きつき紅茶べにふうき2020春セクシー をご紹介します。
今回の杵築紅茶の品種はべにふうきです。
きつき紅茶は、国産紅茶再ブームの以前から紅茶を作っています。
戦前からの紅茶生産の流れを汲む数少ない紅茶生産農家さんです。
紅茶の品質の高さは、多くの紅茶専門店で取り扱われるくらいです。
大分県でも、杵築紅茶さんの商品として買える場合があります。
多くの場合は、専門店での経由になりますので、もし欲しい方はぜひ、ページ下記のお店に問い合わせてみてください。
ちなみに、商品名の きつき紅茶べにふうき2020春セクシー は、仲介した紅茶専門店さんの命名なので、厳密には杵築紅茶さんの商品名ではありません。
今回は、2020年製造の、きつき紅茶です。
過去の試飲記事についてはこちらをご覧ください。
「杵築紅茶」の検索結果
この 国産紅茶 が、どの様な紅茶になったか確認してみましょう。
【茶葉】
全体的に、きっちり乾燥されている雰囲気の茶葉です。
一つ一つが、短めで、キレイに整ってます。
やや赤みがかって見えます。
香りはこの段階ではさほど感じられません。
撚りが細く、ガッチリしてます。
ただ、茶葉が軽く、カサがやや多めに見えます。
【水色・味・香り】
3分淹れました。
水色は、橙色になりました。
香りは、若干ワラっぽい香りがしますが、まだかなり薄いです。
味は、ほんのりと香ばしさとコクを感じますが、まだ薄いです。
味の系統は、次で判断します。
しばらく淹れると、このようになりました。
水色は、赤橙色になりました。
香りは、ワラっぽい香りがしますが、スパイシーです。ピリッとキリッとします。
味は、渋さがガツンと来ます。戻り香がみずみずしい林檎の皮みたいな香りで、ふんわりと戻ってきます。
味の系統は、清廉系です。
【茶殻】
茶殻は、全体的に小さめです。
短く裁断され、バランスがいいです。
茶殻からは、少し、青い紅茶だったかなという印象を感じます。
時間調整が難しいなという感じを受けました。
【 きつき紅茶べにふうき2020春セクシー この和紅茶での飲み方の提案】
この和紅茶は、ピリッと風味の効いた、やや薄めの味と香りから始まり、渋みと味がどんどん強くなっていきます。
そのため、最初飲む時は、何分で上げるか、自分の最適な時間を調べてください。
できれば、おちょこで1分ごと、ちょっとづつ飲んで、15分ぐらい計15回確認してください。
その中で、自分にとって一番心地いいと思った時間が、この紅茶の最適な時間です。
長時間淹れると、かなり渋くなります。
渋いのが好きな人はそれでいいですが、みんなそういうわけにもいかないでしょう。
砂糖を少し入れて飲むのは向いてますが、濃くしてもミルクは向きません。
そのため、自分にとっての最適な時間の判断は必要になります。
なお、それが見つかったら袋に書き込んでおけば忘れないと思います。
ちょっと一手間がかかりますが、ぐっと上質な紅茶生活につながりますので、ぜひ、チャレンジしてみてください。
もし、きつき紅茶を試したいと思いましたら、現在、以下の2つの店舗にお問い合わせください。
毎年シーズンになりましたら、この2店は必ず入荷をしています。
