【 加賀の紅茶 輝 2019 この 和紅茶 について】
今日の 和紅茶 は、石川県の石川県茶商工協同組合さんの 加賀の紅茶 輝 2019 をご紹介します。
金のパッケージ(金色じゃなくて)が目印の国産紅茶です。
この紅茶とも、2011年からのつきあいで9年目になりました。
一貫して、石川県産の茶葉を使用し、2014年の県内工場完成以後は『栽培から製品まで』石川県内で行ってきました。
販売も石川県内にこだわり、取扱店に送ってもらわない限り、県外での購入が困難な紅茶です。
その落ち着いた風味から、認知を広げていって、いろんなコラボ商品も生み出しています。
過去の試飲記事につきましては、以下のページをご覧ください。
「加賀の紅茶」の検索結果
この 国産紅茶 が、どの様な紅茶になったか確認してみましょう。
【茶葉】
茶葉は小さめで、形を揃えてあります。
茎は意図的に追加をしてあり、甘みの調整をしているそうです。
全体的に色目は濃く、ほんのり赤いです。
日本の紅茶でわかりやすい色目だなという感じがします。
【水色・味・香り】
3分淹れました。
水色は、赤橙色になりました。
香りは、ワラの香りとかすかに樹皮の香りがします。合わせてアーモンドの皮のような香りがほのかにします。
味は、コクと甘みをぐっと感じます。
味の系統は、滋納系です。代表的な滋納系の味の国産紅茶と言えます。
しばらく淹れると、このようになりました。
水色は、濃い赤橙色になりました。
香りは、やや酸味の入った香りになりました。メインはわらっぽい香りです。
味は、酸味が強く、味が濃いです。後を追うように香ばしさと甘さが一気に抜けていきます。
【茶殻】
茶殻は全体的に小さめです。
茶葉のサイズ感がそのまま茶殻になったような感じで、片付けやすいです。
ある程度、お湯に泳がせてお茶を出すという事を念頭に入れているようで、茶葉の状態にしても使い勝手がいいです。
【 加賀の紅茶 輝 2019 この 和紅茶 での飲み方の提案】
この 和紅茶 は、 香ばし目の風味と柔らかい甘みの味です。
ですが、時間をかけすぎると、酸味が顔を一気に出してきます。
この紅茶は、3分前後でさっと茶殻を上げて、温度が冷めるまで待って飲むのが良いでしょう。
元々、金沢の和菓子や料理などと合わせてますので、それらに近い食べ物との相性は良いです。
後は、わざと濃い目に淹れてアイスティーにするのもいいでしょう。
2~3倍の茶葉で濃くいれて、氷に入れてガッツリ冷たくします。
ガムシロップやレモンの相性が良いので、もう一つ進んで濃く淹れた紅茶をフルーツティーにしても良いかも知れません。
いろいろな使いみちが試せる楽しい紅茶です。
石川県の加賀の紅茶をお求めになりたいと思いましたら、ぜひ下記サイトを御覧ください。