今回は、佐賀県の太田重喜製茶工場さんの 国産うれしの紅茶ふじかおり2015SF をご紹介します。
【この紅茶について】
佐賀の太田さんの国産うれしの紅茶に関しては、2013年に試飲レビューを書きました。
前にこのネタ書いたかなぁ・・・って思ってましたが、書いてませんでしたのでここで。
2013年10月に出店してました和束町の茶源郷まつりにて、こんなお客さんがきました。
「私の兄が、佐賀県で紅茶をつくってましてね。太田という名前なのですが知ってますか?」
間違ってなければ、この方がこの紅茶を作った太田さんということになります。
まさか、京都とつながりがあったとはという感じですが、真偽の程は定かではないのでいつかお伺いできればと思ってます。
【茶葉】
茶葉は少し大きめの茶葉をきれいに細く撚った形をしてます。
前も書きましたが、釜炒り茶ぽいです。
袋には「玉緑茶の機械を使い」って書いてあるので、いわば「ぐり茶の紅茶」という感じでしょうか。
お茶の形は非常に綺麗です。
もしかすると、ふじかおりの国産紅茶は初めてのレビューかもしれません。
【水色・味・香り】
3分淹れた後の水色は濃い目のオレンジ色です。
香りは、穀物っぽい香りがメインなのですが、時より花のような香りが漂ってきます。
香りに関しては、複合された香りのようです。
味は軽く酸味を感じるのですが、軽く香ばしい感じがします。
正直、3分は薄すぎました。
味の分類では『滋納』系と『清廉』系を併せ持った感じになります。
長く淹れた後は、水色はほぼ赤です。透き通った鮮やかな赤です。
香りは、りんごの皮のような風味になりました。
味は渋さが顔をだして、キリッとしてます。
やはり、長く淹れるほうが紅茶らしいです。
この紅茶は6分以上推奨と言えるでしょう。
【茶殻】
茶殻は、まるで花びらのようにきれいに広がりました。
香りは枯れ草の香りなのですが、少し煙いです。
なんか2煎目が淹れられそうって感じがします。
この紅茶は、直接買う方法を探ることもありますが、佐賀の国産紅茶専門店「紅葉」さんでも手に入ります。
「嬉野紅茶 ふじかおり」という名前で販売をしています。
もしご興味のある方は、ぜひ紅葉さんを覗いてみてください。
もし手に取られてみたい方がいらっしゃいましたら、イベントもしくは太田重喜製茶工場さんのWEBサイトを御覧ください。