【 豊好園紅茶おくゆたか この紅茶について】
豊好園紅茶おくゆたか は静岡の豊好園さんの紅茶の第5弾です。
豊好園さんはまだ10品種ありますので、まだまだお付き合い願います。
多品種で作られていると選択に迷うこともありますが、各々の特徴がわかれば好みの物をチョイスする楽しさがあります。
気分によってその好みも変わるものです。
そのためにうちのブログがあるんですけどね。
全国の国産紅茶のサイトで、各々のレビューを書いている人なんて
僕ぐらいしかいないでしょうから。
まだまだ続きまして、さらに増えたら継続しますので、移転先のこのブログでも
末永くお付き合いお願い申し上げます。
『多分』ちゃんと更新しますので、ご安心ください。
【 豊好園紅茶おくゆたか 茶葉】
茶葉は綺麗に撚られています。
発酵は強めなのか黒目がしっかりしてます。
こう見ると、緑茶感のある国産紅茶の中でしっかり紅茶の形をしているなと改めて実感します。
大きく崩れてもいないので、狙いはそのままの形状維持で、きれいな茶葉をお好みの人には
合う茶葉じゃないかと思います。
ただ、計量の時、台湾茶や中国茶の様に、大きく絡まって出てきていたので、
その点が僕にとっては難点かも知れません。
(ただ単に、気軽にザクザクと計量して飲みたい質なので)
【水色】
水色は明るい朱です。
香りはミルキーなミルクの香りに、華やかな青い香りがします。
この状態ですと清廉です。
味は軽く香ばしいです。
温度が落ち着くと、ほんのり甘くて飲みやすいです。
思った以上に良い紅茶・・・
(つまみが要らない紅茶です)
長時間淹れたらどうなるでしょうか。
水色は朱が濃くなりました。
香りは少し香草っぽくなりました。
酸味が軽く出てはいますが、濃い味の紅茶です。
ただ、少し喉が乾く感じがします。
濃いためなのかなにかは原因はわかりませんが。
【茶殻】
茶殻は膨らんだ系ですが、全部葉が小さいため開いてもこのくらいのサイズなのかなと思います。
つまり、摘採の時にまさに『表面を撫でるように』摘んでいる証拠で、こういう点は『日本茶らしいな』と思います。
作る人それぞれですが、茶殻にどういう狙いかが見えることがあります。
3~5葉当たりを摘んで裁断して芯の太い紅茶を作るとか、芯芽だけ摘んで激しくも上品な紅茶に仕上げてくるか。
僕自身はどちらでも好きですが、主たるは栽培が大きなウェートを占めているなと感じることが多いです。
栽培から製茶まで、ピンと筋の通った作り手が、
今後の国産紅茶の中心として残っていってくれることを
僕は切に願ってやみません。
豊好園さんにご興味を持たれましたらぜひご覧いただければと思います。
明日も、更新します。
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この紅茶は静岡の豊好園さんの紅茶の第5弾です。
豊好園さんはまだ10品種ありますので、まだまだお付き合い願います。
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