お茶のイベント

京都和束・茶源郷まつりに参加してきました

投稿日:2013年11月7日

【茶源郷まつりに出店してました】

◇茶源郷まつり

去ること11月2~3日と、先日の予告通り茶源郷まつりに出店していました。
京都紅茶道部としての出店ではなく、
和紅茶のブース『国産紅茶を楽しむ会』という名称の枠で
中身を僕が受け持つという形で参加していました。
商業的な結果はまた別にして、ここでは、
どういうことをしていたのかということを書いていきたいと思います。

出品していた茶葉の各々の感想につきましては、
京都紅茶道部サイトの国産紅茶放談の方に詳しく書きましたので、こちらから御覧ください。

◇茶源郷祭りを終えて~出店後報告

【出店の構成】

ブース構成は
・茶葉販売
・喫茶
の2面構成で、ちょうど角が使えるブース配置なので、
片面喫茶、片面茶葉販売としました。
目の前がステージだったということもあり、お茶の説明の時に演奏で賑やかな場所ではありましたが、
可能な限り伝わるように、そして相手の反応がわかるように耳を傾けました。
結果、昨日は喉がガラガラで、堀川インでの喫茶の時は終始ガラガラ声で対応に成りました。
(今は声は治ってます)

【喫茶のブース】

和束茶源郷まつり参加1

喫茶のブースはあとで見ると『喫茶をしているように見えない』という欠点を露呈してしまいました。
ここから試飲を求める人が数多く、正直、喫茶としての機能を全く果たしてませんでした。
(2日間で、カップ1にポット2という結果)
次からは、『ここは喫茶コーナーです』とかいう看板が必要ですね。
その場所から試飲用カップを差し出した時に
『喫茶コーナーですがこちらでのご要望ですか?』
とか言い返せれる準備が必要ですね。

ちなみに、ここでネタばらしですが、喫茶ブースは多分この茶源郷まつりの中で最も特殊な構成で、
今回販売していた茶葉

・益井園:かおりせかんど
・浜佐園:わらしな紅茶
・永谷農園:宇治の紅茶
・山片茶園:在来・奥武蔵春摘み
・平岡園:三富紅茶(上級茶)
・喜寿園:和束紅茶そうふう
・天の製茶園:天の紅茶

以外にも一部の上位商品

・益井園:みおぷれみあむ
・浜佐園:山の宝珠
・天の製茶園:天の上紅茶

も扱ってました。
多分、このラインナップに対抗できるのは『上煎茶以上』ぐらいの品質のものじゃないでしょうか。
普通の国産紅茶を扱っているお店でも、これらを並べていられる所は日本中探しても存在しないと思います。

まあ、恨み事を言っても仕方ないですね。
誰もわかりませんし、気付きもしませんでしたから。
(自分が理解できないことは、どれだけ優れたものでも存在しないのと同じ)

【茶葉販売ブース】

和束茶源郷まつり参加2

一日目と二日目ではお隣さんが違います。
うちのラインナップは同じなんですけどね。
茶葉の試飲及び販売をしていたのは、

・益井園:かおりせかんど
・浜佐園:わらしな紅茶
・永谷農園:宇治の紅茶
・山片茶園:在来・奥武蔵春摘み
・平岡園:三富紅茶(上級茶)
・喜寿園:和束紅茶そうふう
・天の製茶園:天の紅茶

でした。

和束茶源郷まつり参加3

試飲も一度に全部飲むのではなく、30分~1時間で中身を入れ替えるというスタイルにしました。
『気になるものを飲みたければ喫茶でどうぞ』というスタイルです。
これは間違っていたと思いません。
会場に長居をして欲しかったというのもありますし、一度に飲むだけ飲まれて帰る人がほとんどだと思ったので、
結果『茶葉の価格を更に上げないと全部売っても赤字になる』事が見えていたからです。
まあ、喫茶で試飲なんていう剛毅な方はいらっしゃいませんでしたが。
(元々来るとも思わなかったし)

一番売れた茶葉は和束の紅茶でした。
味は自分が出しても恥ずかしくないものを出しています。
和束の紅茶は委託でしたが、もし味が悪ければ断るつもりでした。
(他との品質差がでると信用に関わると思いましたから)
でも、買われたお客さんの殆どは『和束に来たのだから和束の紅茶を買って帰る』という理由でした。
なんかやりきれない気分でした。
せめて試飲して欲しかったな・・・って。
あの香ばしい良い香りを確認してほしかったなって本当に思います。

【今回の反省点】

今回は初の販売イベントということでえらく気合を入れて参加しました。
自分の全ストックから声掛け可能な農家さんに茶葉を分けていただく・委託をいただき、
飲んだお客すべての国産紅茶のイメージをすべてプラスにしかならないようなラインナップを展開してやりました。
ただ、空回りすぎて今回のために嫁から借りたお金がまるで返せない状態で、
返済追い込みをかけられるという『想定上最悪の結果』になってしまいました。

次からは、極力自分の『京都紅茶道部』への誘導を主にして、販売を抑えて、試飲を程々にして、
来場者に対して『国産紅茶の広告』という形で展開するのがいいのではないのかなって思います。

『お茶のイベントだからお茶好きがたくさん集まる』

という考えは、基本的に甘かったと思ってます。
イベント参加の販売計画の係数計算は、まだまだ下げる必要があるようです。
今回も前回の来場者から、『みんな均一に
購入見込者である』という数字を当てはめて発注してました。
僕のスタイルではそもそも在庫を持つことを想定していないモデルなので、
完全に喫茶も販売もイレギュラーなのです。
(毎週月曜日の紅茶の喫茶もイレギュラーです)
それも踏まえて今後のイベント参加を考えて行きたいと思います。

やはり、イベント参加は、極力経費をかけずに全部売れて収支0にして
広告効果を高める努力をするのがいいんですかね。

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