【 丸子紅茶べにひかり2011 この紅茶について】
今回は、静岡県の丸子紅茶さんの 丸子紅茶べにひかり2011 をご紹介します。
先日の茶源郷まつりでも、来ていらしたお客さんの多くが丸子紅茶を飲んだとよく話されていましたので、やはり全国区だなって思います。
このべにひかりは、実は今年のではなく、ご好意でもらった『2011年』産です。
いわば熟成紅茶の分野に入ってしまったもので、
通常のレビューとは随分現在との遊離のある結果になる可能性のあるものである事をご考慮ください。
【 丸子紅茶べにひかり2011 茶葉】
全体的に小さなチップで構成されています。
撚りは綺麗で、量りやすかっったです。
思った以上に軽い感じもしましたが、実際に計量してみると、そんなこともなく5gでこのカサでした。
【水色】
水色は、軽い感じの焦げ茶色です。
香りは、スモーキーな香りから始まり、時間を置くと甘い蜜香のような香りに変化しました。
味はライトで、鼻から抜ける感じがメープルシロップです。
温度が落ち着くと、上品なプーアル茶のような余韻が口に広がります。
なんて、良い事づくめなんだ・・・
まだ3分しか経ってない・・・
長時間淹れたらどうなるでしょうか。
水色は底が見えないくらい黒くなりました。(ほんとに黒くなりました)
香りはスモーキーさに拍車がかかってます。ルフナかキームンか、そんな気分です。
味は軽く渋く、そしてふわっと蜜のような甘さです。※もちろん砂糖は入れてません。
『どうしたら、こんな国産紅茶になるんだもう・・・』って純粋にそんな気分です。
やはりすごいな・・・
全国の国産紅茶の農家さんは一回は絶対に飲んでみるべきだわ。
【茶殻】
茶殻は『膨らむわけでもなく』そして『広がるわけでもなく』と、見た瞬間、『あれ?』という感覚に襲われてました。
ふやかされているので、ちゃんと淹れれたんだなって思うのですが、他の紅茶とは、茶殻の雰囲気が違うのが驚きです。
こういうのもあるんだなと、新鮮な気付きでした。
丸子紅茶さんにご興味を持たれましたらぜひご覧いただければと思います。