【この紅茶について】
今回の紅茶は、去年そこから商品を買ったときにもらった試作品です。
正直、この時限りなので、この紅茶は基本的にはもう二度と手に入りません。
ここの茶園さんの紅茶は今年から劇的に変わってます。
今回の茶葉は、紅茶って書きましたが、『半発酵茶』の実験茶です。
今年は、品種別紅茶を作る方に専念されているようで半発酵はチャレンジされてないようですが、そちらがひと段落ついたら、またチャレンジしてくれればと思います。
【茶葉】
試験用なので仕分けは全くしてません。
それは別に問題じゃありません。
ただ、茶葉の方がすこし弱々しかったなと思います。
今ならそういうことも思えるのですが、あの時は比較が出来るほど僕の方にも
蓄積がなかったのですみません。
【水色】
色目は『一般的にオレンジ色』といわれるよりももっと薄いです。
香りは、青茶っぽい香りです。
嫌な感じの混ざった香りはないので、これは評価できます。
(なんで去年気づかなかったんだろう)
飲み口は、ほぼ白湯です。
つまり、3分じゃ全く足りてないってことです。
5分以上でしたね・・・
これは。
もしかしたら、香りがいいのは、良い分だけしかでてないという可能性もあります。
まあ、ある意味『半発酵茶』らしいのですが。
長時間淹れたらどうなるでしょうか。
色目は少し濃くなった感じ。
香りは変化なし。これは安定感というか。
ようやく渋みが出てきました。
ただ、覚えている人が少ないと思いますが、その渋さはアマチャヅルを
軽く渋めに入れたような感じで、軽く渋い薄めの番茶のような感じです。
まあ、これと同じお茶はもう、ないですが(手元にあるだけ)
次を作る上で、比較参考になるのは確かです。
【茶殻】
茎は軽いので浮きます。
結果として、茶殻の上の方に固まりますので、随分多く見えます。
実際、多いですが。
茶殻は茶葉と比較して、開いた感は強いです。
元々そういう作りをしていたんだなって、思います。
これからも『開いた系』の紅茶を楽しみ待ってます。
明日も、更新します。