【この紅茶について】
この茶葉は、あるお茶屋さんのある店員さんが、
特に何も貢献できているかわからないのにご好意で送って頂きました。
ここのお店は、このタイプの記事では紹介することはありませんが、
今まで紹介している国産紅茶の取り扱い農家・店舗の一つですので、
ご興味のある場合は、片っ端からご連絡ください。
前にも書きましたが『【秘密】とある所のとあるお茶』は、お茶をいただくたびにシリーズでお送りします。
【茶葉】
茶葉は、烏龍茶(青茶)と聞いていたのですが、
まるっきし緑茶です。
ただ、選別も状態もいいので、『程よい緑茶』の烏龍茶です。
ごめん、これ、烏龍茶って言わなければ、ほんとに緑茶そのものだよ・・・
【水色】
1煎目はものすごく、緑茶っぽい香りです。
見た目はまんま紅茶にみえます。
ですが、製法は半発酵茶だそうです。
渋みの乗りも、緑茶ベースに、軽く手を加えたような感じです。
個人的には、萎凋香をもっと前面に出るような烏龍茶ならよかったかなと思います。
ただ、1煎目が1分かけていれたので、もしかしたら長すぎたのかもしれません。
通常の紅茶の量よりも湯量も125cc前後と少なく茶葉が5gと『青茶仕様』でいれたので、
もっと普通の緑茶に近づければ良かったかなとか思います。
ただ、僅かに紅茶のような発酵香がするので、微妙なラインで綱渡りしながらつくったのかななんて思います。
2煎目淹れました。
まるっきし『熱湯で淹れた2煎目以降の緑茶』です。
渋みは随分さっきのに持ってかれたようで(そりゃ、余熱付き1煎目だったからな)今回は香りが爽やかなのと、軽い渋み、飲んだあとのスッキリ感だけのお茶です。
ただ、これがペットボトルなら間違いなく大ヒットでしょう。
『急須で淹れた味わい』とか、涼しいカオで騙せます。
(※蓋碗でもそう変わらんじゃろ)
ただ、物足りなさを感じるのは仕方ないかな・・・
うまいところを、1煎目に持ってかれたからな・・・
普通の煎茶のように『ゆるい→ちょっときつい→きつい』でお湯を使い分ければよかったかな。
3煎目は予想取り、白湯一歩手前です。
前の段階であんだけガッツリ持って行かれたら、3煎目といえども、残ってるわけなく。
『どれだけ手を抜いても、この味にはならない』くらい、薄くなってます。
蓋碗で烏龍茶の淹れ方したのでこうなったのかもしれませんので、次回は煎茶の淹れ方をしたいと思います。
多分、変わるはず。
【茶殻】
茶殻は、見た目『丁寧に摘んだ煎茶』です。
しかもポン酢をかけて食べられる若い芽の柔らかい良い煎茶です。
茶葉でも緑茶
飲んでも緑茶
そして茶殻でも緑茶。
どう頑張っても、烏龍茶要素が見つからないよ・・・
明日も、更新します。