国産紅茶と外国産紅茶 がどのように違うのか比べてみよう
国産紅茶と外国産紅茶 を飲み比べて見ようと言うことで実際にしてみました。
予告してたと言えば、予告してまいた。
予告では、『どう考えても、べにふうきが一番になってしまう』ようなこと書きましたが
淹れて、飲んで、確認したら、意外と冷静になれました。
(味覚の理性的判断は、感情を凌駕してます)
さてさて、比較したのは、
・べにふうき
・猫のセイロン(JANATセイロンエクストラ)
です。
紅茶を淹れる条件を合わせる
紅茶を淹れる条件は
・300cc
・茶さじ杯
・沸騰はしっかりと
・淹れる時間は3分
・飲むときは、ぬるい温度で
で、淹れました。
比較
各々、2煎目まで淹れて
セイロン1煎目 ○ ○べにふうき1煎目
セイロン2煎目 ○ ○べにふうき2煎目
です。
砂糖もミルクも入れない状態でしたら、
香り、味、飲みやすさ、すべてにおいて、べにふうきが勝ってます。
傾向は、1煎目も2煎目も同じです。
セイロンは、1煎目は、渋みが強く、苦味がひっかかり、
2煎目は色付きのお湯状態。
ストレートは、べにふうきがおいしいです。
このあと、オリゴ糖を淹れて、味の変化を確認したんですが、
やはり、べにふうきの法が優位です。
甘い香りに変化して、人によっては強烈なリラックス効果がえられます。
ただ、ミルクを入れると、途端に変わります。
苦い・くどいだけだったセイロン1煎目が、飲みやすくしかもしっかりした味を持った飲みごたえのある形になります。
べにふうきも変化するんですが、上品に変化するので、物足りなさを感じるかもしれません。
しかし、セイロンの2煎目は、どうがんばっても、色付きのお湯を越えられず、
改めて、『紅茶は1煎目が命』ということを裏付ける結果になりました。
べにふうきは、お茶としての精度がものすごく高く、飲みやすいお茶です。
『日本人の紅茶』をイメージし、砂糖を入れなくても飲めるように仕上がってる、世界的にも珍しいつくりをしてます。
それに対し、比較したセイロンは、砂糖や牛乳を入れて『当たり前』の文化圏で作られたお茶なので、混ぜるとおいしくいただけます。
一概に、どちらが勝ってるとか言う評価はつけられません。
どちらにも、美味しく淹れられるポイントがあるんですから。
それを、見つけ、しっかりと淹れることが、いつでもどこでも紅茶を楽しむ上で大事じゃないでしょうか。
でもね、『紅茶の2煎目』はやめようね。
ただのお湯だわ。あれ