緑茶に砂糖 を入れる欧米人の気持ちがよくわかった気がします。
色々確認してみて、まさかこのようなことになるなんて・・・って気分でした。
もし、「いや、緑茶じゃなくて、紅茶なんだ。しかも和紅茶がまずい・・・」
と思う人は、こちらのページをご覧ください。
和紅茶がまずい と思う人に知ってほしい和紅茶をおいしく飲む話
このページでは、紅茶品種べにふうきを使った『緑茶』の話をさせていただきます。
べにふうきに『抗アレルギー効果』を期待するなら、決まった淹れ方があります。
おさらいです。
①お湯を沸騰させる
②茶葉を入れて、煮立たせる(500mlに対し、3gがオススメ)
③煮立たせる時間は、5~30分。
④茶葉を取り出したら、オリゴ糖とすり生姜を入れる。
(ちなみに、これが1日の分量ですので、500mlを分けて飲んでください)
でも、茶葉を買うと大体は、
『80度のお湯に、3~5分淹れてください』
とか
『急須に入れて沸騰したお湯を入れてください』
とか、
”メチル化カテキンの抽出温度を知ってる人間”からしたら、
『なぜ、その温度で淹れる?』
というようなことを堂々とメーカーは書いております。
ただ、何の味見もせずに、
『日本で作ったお茶だから、いままでと同じでいいやw』
と思ってこう書いてるわけではないのかもしれません。
一応、僕も日本人。
日本人だけにしかないといわれる、『性善説的他人考察』を働かせて見ましょう。
もしかしたら、いろいろためしてみて、それが美味しかったのかもしれない。
ということで『本来、煮出して飲むべにふうき緑茶』を普通の緑茶の様に飲んでみました。
さっそく、『いつもの日本茶を淹れる用意』をしまして、お湯を用意。
こう見る分だけなら、美味しそう。
でも、香りがない・・・・
もしかして、香りがなくても、味はいいかもしれない。
(でも、日本茶にとって重要なアミノ酸が無いのは知ってる)
で、どうでしたかって?
これこそ、タイトルの『緑茶に砂糖を入れる、欧米人の気持ちが分かりました』
素直に言います。
この淹れ方は、美味しくないです。
・青臭い
・無駄に苦い
・そのくせ、味が薄い
大昔、欧州の貴族は、当時貴重だった紅茶・緑茶を区分けした一つの鍵付きの箱に入れて、見せびらかしたあと混ぜて淹れて砂糖を入れて飲んだそうです。
たいへん良く分かりました。
もう、こういう淹れ方はしません。
べにふうき緑茶は、いつものように淹れて、紅茶もいつものように淹れます。
ま、味が分かっただけでも、やってよかったと思います。
知らないまま、難癖つけて文句を言うのは、僕の趣味じゃないので。
やって、まずければ、まずいと堂々と言います。
べにふうき緑茶は、『煮出して、オリゴ糖とすり生姜を入れたら美味しいです』
これで、解決です。
ただ、時々、僕が推奨された『オススメの淹れ方』を書いてあるメーカーもあります。
そういうメーカーは、『流石!ちゃんと調べてる!!』。
もし、この『べにふうき』について詳しく知りたい方は、ぜひ農研機構の野菜茶業研究所のページをご覧ください。
皆さんの「べにふうき愛」が深まることを願ってます!