『ひしわの紅茶がまずい』と検索されていることについて、気になってました。
そもそも「〇〇 まずい」という検索をする意図がわからないということがあります。
検索者の意図としては
- よく見るけど知らない
- 身近で飲んでる人を知らない
- ネットで悪い話を聞いた
- 見た目でそう思ってしまう
など挙げられるでしょう。
これらは基本的に「損をしたくない」という忌避的心理効果が働いているためと言われています。
ですが、この中身を知らずに、ネガティブな判断を下すのはどうでしょうか。
今回は、ひしわの紅茶について、見ていきたいと思います。
ひしわの紅茶がまずい検索されてるが、どうなのか
ひしわ(株式会社菱和園)とは、愛知県の茶類および健康食品販売会社です。
(株式会社菱和園:https://www.hishiwa.co.jp/corporate.html)
通販サイトを見る限り、お茶中心に販売しているようです。
つまり、お茶販売では専門会社と言えるでしょう。
販売のメインは通販ではなく、小売店・量販店での販売です。
代表的な例といえば、KALDIでの取り扱いです。
多くの人が、KALDIの紅茶コーナーで一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
そのひしわの紅茶がまずいと検索されているのはなぜでしょう。
もしかすると、認知の不足から来ているのかも知れません。
そこで、紅茶そのものを調べて見たいと思います。
ひしわの紅茶について
「農薬を使わずに育てた」という商品を多く提供しています。
この紅茶の生産地は、ケニアです。
特徴を抜粋します。
- 無農薬
- 海抜5,199mのケニア山の中腹で栽培
- 直輸入
- 使いやすいCTC
直接買い付け、直接管理で、品質の良さをアピールしています。
詳しくは商品ページをご覧ください。
農薬を使わずに育てた紅茶 ティーバッグ20p:https://hishiwa.shop-pro.jp/?pid=661553
他にも数多くの商品を扱ってます。
気になる方はぜひご覧ください。
サイト:ひしわの商品紹介 | ひしわは日本初の有機JAS認証を獲得した無農薬栽培・有機栽培(オーガニック)・国産100%にこだわった本当においしい紅茶・緑茶・お茶・健康茶を創り販売します。
試飲をしてみる
次に、実際に茶葉を確認して飲んでみます。
どんな紅茶でも、実際に淹れて飲んでみないとわかりません。
飲んで初めて、活用法などがわかります。
サイト紹介でもあったような紅茶か、確認してみましょう。
【茶葉】
茶葉はCTCです。
下手なダストやファニングスなみに細かいです。
1分ぐらいで淹れれるようにと想定しているかも知れません。
撮影の為に、3つのティーバッグを開けたのですが、全部で7gありました。
一つあたり、2.3gぐらいある計算になります。
パッケージには2.2g(44g・20袋)と記載されてて、他のメーカーよりも多いですが、実際はもっと多いようです。
お湯を少なめにすると、想定以上に濃くなる可能性があります。
【水色・味・香り】
3分淹れました。
水色は、やや深めの赤茶色です。
香りは、わらや木やごぼうのような感じの香りがし、少しスパイスっぽい香りが見え隠れがします。
味は、じんわりと広がる渋みとコク、そしてかすかに香ばしさが漂ってきます。
この風味は、ミルクティーかなとおもいまして、砂糖と牛乳を追加してみます。
そうすると、牛乳と紅茶のコクがバランスよく混ざりました。
やはり、ミルクティー向きに作ってると思います。
しばらく淹れると、このようになりました。
水色は、3分と比べると、少し濃い目になった気がします。余り変わらないかも知れません。
香りは、3分のときのようなドライでウッディな香りそのままに、酸味の強い香りがします。
味は、酸味と渋みとコクがはっきりしました。かなり強いです。
そしてこちらもミルクティーにしました。
わかりやすいくらい、ミルキーで濃いミルクティーになりました。
コーヒー牛乳を飲んでいるような雰囲気です。
【茶殻】
淹れ終わった茶殻は、CTCらしく、細かいです。
見た目が、そのままじゃないのかな、と感じてしまいます。
普通、ティーバッグは開けるものではないのですが、これがティーバッグ内で収まってると考えると、納得します。
お茶のでもよく、淹れ終わったあともコンパクトに収まってます。
使い勝手がいい紅茶だなという印象を受けました。
【ひしわの紅茶での飲み方の提案】
このひしわの紅茶は、ミルクティー向きです。
生クリームを入れても合うと思います。
ケーキ類との相性もいいでしょう。
正直、ストレートで飲むものとして、作られたわけじゃないな、と感じます。
正しく、「おやつのために作られたミルクティー」という感じです。
ぜひ、甘いものを食べる時間のお供として活用して下さい。
最後に
グーグルなどで「ひしわの紅茶がまずい」と検索されている数字が多かったので、今回は検証をしてみました。
実際に飲んでみると、わざわざそんなキーワードで検索するまでもない、味わい深い紅茶だとわかりました。
圧倒的にミルクティー向きの紅茶なので、ストレートでライトに飲みたい人には向かないかも知れません。
ネガティブな印象を持った人は、多分、ストレートでライトに飲みたいという嗜好の方かも知れません。
ただ、この圧倒的なミルクティー向きスペックを見逃さないわけには行きません。
紅茶は料理の材料であると言われています。
それは、使い方に寄って、味や香りがどれだけでも変わることを意味しています。
ネットでのネガティブワードに惑わされず、一度飲んで、自分の好みなのか、という事を確認してみることが良いでしょう。
紅茶は、体験が第一、という事を切実に感じた試飲でした。