お茶 紅茶

岡山の地紅茶を探すには

投稿日:2022年2月2日

岡山県の地紅茶をさがすには

岡山県の地紅茶を知る前に、地紅茶とは何か、ということをご存知でない方はこちらを御覧ください。

地紅茶とはなにか|京都紅茶道部支配人室

岡山県の紅茶と言うと、今は高梁市の高梁紅茶が有名です。

高梁紅茶 – 岡山県産のやさしい味と香りの地紅茶

ですが、岡山県の紅茶は、この紅茶だけではありません。

岡山県はお茶処としては有名ではありません。
ですが、お茶を古くから作っている地域です。

紅茶づくりは、そのお茶づくりの火を絶やさないために始められたものが多いです。

この岡山の地紅茶を通して、岡山のお茶そのものに触れるきっかけになればと願います。
岡山の地紅茶を探しましょう

有名じゃない岡山の地紅茶をさがしてみよう

岡山県の有名な紅茶といえば、前出の高梁紅茶です。
高梁市が市をあげて、紅茶のアピールをしているため、年々その知名度を高めています。

高梁地紅茶まつりのご案内

ですが、岡山で紅茶を作っているのは高梁市だけではありません。
手元に分かる範囲で以下の自治体で紅茶を作っています。

  • 新見市
  • 真庭市

紅茶の生産箇所の調査集計をされている「紅茶の会」さんの「地紅茶マップ」では岡山県では10箇所の生産が確認されています。

地紅茶マップ

このため、岡山全体の紅茶を探すことは難しくはありません。

なお、岡山の後楽園には『後楽園の和紅茶 お庭そだち』という紅茶が売られています。
後楽園内の茶畑で作られた紅茶です。
こちらも試して見る価値はありますね。

後楽園の和紅茶 お庭そだち

検索とアンテナショップを最初に見てみよう

岡山の地紅茶を探すときは、最初にネットでの検索とアンテナショップ探しから始めましょう。

先にも挙げた自治体と組み合わせて検索すると大変楽です。
地名+地紅茶・和紅茶・紅茶、などで検索すると早く見つかります。

例えば、今回の場合は、

  • 新見市 地紅茶
  • 真庭市 地紅茶
  • 新見市 和紅茶
  • 真庭市 和紅茶

という感じです。
そうすると、その地域で生産されている農家さんや販売店さんが見つかります。
取っ掛かりはそれが一番です。

その後に、岡山県のアンテナショップを探しましょう。
季節モノであるようなので、常に置いてあるということはないようです。

行けるのであれば、1ヶ月に1回ぐらい行ってみるのもいいと思います。

岡山の地紅茶を取り寄せてお茶を楽しんでみよう

紅茶を購入できるルートが出来たら、実際に紅茶を飲んでみましょう。

紅茶を作っているということを知ってるだけでは、お茶を楽しんでいるということになりません。
実際に飲んでみてどのようなお茶なのか体験して価値があります。

次は、どの様に自分なりに楽しむかをご紹介します。

味の特徴を掴んで自分の生活に当てはめてみよう

紅茶の特徴を掴んで、自分の生活に取り入れてみましょう。

そのためには、以下の2つの事を把握しておく必要があります。

  • 紅茶の味
  • 自分の生活の行動

そして、これらを把握してから次のことを確認して下さい。

  • この味をどの様に感じたか
  • 紅茶の味でどのような気持ちになれたか
  • その気持ちを生活の中で必要な所はどこか

例えば、渋くてキリッとした味の場合、朝の目覚めの紅茶として使いましょう。
穏やかでじんわり来る雰囲気になれたなら、食事中や仕事終わりの気持ちの切り替えの為に使いましょう。

味と気持ちをリンクさせることで、生活の切り替えのスイッチとして使えます。

これが、生活の中に紅茶を取り込む方法です。
ぜひ、ご活用ください。

紅茶と紅茶を作った地域をコラボしてみよう

地産地消という言葉をご存知でしょうか。

地域で作ったものをその地域で消費するというものです。

ですが、それが出来る場合と出来ない場合があります。

なので、そういうときは取り寄せて擬似的に「地産地消」をしましょう。

その紅茶がどのようなものが作られる地域で作られたかを知ることは重要です。
紅茶を作ってる人達は、作っている地域の風土や文化の中で生きています。

なので、出荷前に紅茶の味を判断するときは、その土地のものと食べ合わせたり、それらの食べ物を基準に考えたりします。

紅茶が作られた地域のものを食べるということは、作った人達の味覚基準を知るということになるのです。

なので、地紅茶とその紅茶を作った地域の食べ物を合わせてみましょう。
地元のコラボレーションを楽しむという新たな発見に繋がります。

岡山の地紅茶の良さを他の人に紹介しよう

紅茶を楽しむ時間
紅茶を手に入れて、紅茶の良さを知ったら、それを人に紹介しましょう。

自分ひとりだけで楽しんでいてもいいですが、お茶は多くの人と感想を共有できる飲み物です。

今は、いろんなツールがありますので、それらで紹介することで、多くの人が楽しむきっかけになります。
さらにそれを通じて岡山の地紅茶を買う人が増えて、来年も再来年も農家さんが紅茶を作り続けることが出来るようになります。

紅茶を良さを伝えるということは、多くの人の役に立つ行動です。
ぜひ共感の輪を広げてみましょう。

SNSなどで美味しかったら写真をアップしてみよう

紅茶が美味しかったら、おいしい食べ物との組み合わせを見つけたら、SNSでアップしましょう。

意外と思う人もいるかも知れませんが、多くの人達は、その岡山の地紅茶を知ってても手に取ることが出来ません。
それは、手に取ることをためらっているということです。

そのためらいの原因として、美味しい紅茶なのか不安である、ということが挙げられます。

そのため、どの紅茶がどの様な味なのか、そしてどのような組み合わせが美味しいのかということに興味があります。

その「今一歩手を出せない人達」の背中を押すのが、「美味しさを伝えるSNS」ということになります。

感想は正直に書きましょう。
良いことも良くないことも、読み手にとって大切な情報です。

その情報を参考に、紅茶を買って、もしくはいい組み合わせを考えて紅茶を楽しむということを行います。

ぜひ、紅茶を飲んだらSNSでアップしましょう。

岡山の地紅茶の情報で紅茶好きとつながろう

岡山の紅茶を知ったら、お茶好きの人達と繋がりましょう。

ネットでもイベントでも構いません。
お茶好きの人達は、常にお茶の情報を欲しがってます。

そういう人達に向けて、岡山の地紅茶の感想を伝えましょう。
そうすると、お茶好きの人達から感想や、違うお茶の情報を教えてもらえることが出来ます。

お茶の情報を投げ合うことにより、手元のお茶をもっと美味しくする方法などが見つかります。

みんなで情報を共有することで、更にお茶が楽しくなります。

ぜひ、お茶の感想を、お茶好きの人と共有して、つながりをもちましょう。

最後に

今回は、岡山の地紅茶の探し方、楽しみ方、そしてそれからの展開の仕方を紹介しました。

「岡山の地紅茶を探しましょう、飲みましょう、楽しみましょう」ということで記事を書きました。
それは、お茶そのものを楽しむためにはどうしたら良いのか、という事を考えるためです。

お茶を探すのが楽しい人がいると思います。
飲むのが楽しい人がいると思います。
そして多くの人と楽しむのが楽しい人がいると思います。

それらとは別に、楽しさは感じないかもしれないけど、生活の一部として取り込もうと考える人も居ます。

そのような事柄を達成するためにも、紹介したような事を頭にいれながら、お茶を探すというのは良いことです。

まずは自分がどう楽しむか、どう使うか。
そして他人とどう楽しむか。

いろんな切り口で岡山の地紅茶を使うことで、末永くお茶を楽しむ文化が生まれるのではないでしょうか。

気になる方がいらっしゃいましたら、ぜひ、岡山の地紅茶を手にとってください。
そしてこれからも楽しいティーライフを過ごせるよう、願っています。
岡山の地紅茶を知って、和紅茶を楽しもう

-お茶, 紅茶

執筆者:

関連記事

no image

お茶と温度の相関関係

Contents お茶は温度と密接に関わっています紅茶と温度の関係緑茶と温度の関係まとめお茶は温度と密接に関わっています 毎度のことなんですが、 『お茶には温度が大切です』 と、記載させていただいても …

ルピシア グラン・マルシェ

ルピシア (旧レピシエ)~とある紅茶専門店の創業伝説と偉人創業者②

Contentsルピシア (旧レピシエ)の会社の移り変わりマリアージュフレールと ルピシア (旧レピシエ)の不思議な関わり日本最大の紅茶専門店 ルピシア の強さとマーケティング展開を分析してみたレピシ …

ルピシアの紅茶がまずいと思っている方へ

ルピシアの紅茶がまずいという話をよく聞きます。 実際、検索キーワードを調べるサービスで調べてみると、それなりに検索がされているようです。 ですが、検索してでてくる結果は、必ずしもそうではありません。 …

no image

酷暑向けアイスティー①

あ~、なんで写真撮ってないんだろ・・・ 異様にここ数日夜も暑くなってきたので、 酷暑用に作ったアイスティーをはろうとしたんですが、 『写真を忘れてる』 テキストで勘弁して下さい。 で、作ったのが ・ア …

no image

気合を入れてみたら、えらくたくさん写真を撮ってた②~アイス緑茶のいれ方~

で、急須に湯冷ましのお湯を入れます。 え? いきなりすぎるって? 多分、昨日の記事と連続してみれば問題ないかと。 (携帯じゃできないだろうが) 『まあ、そんな些細なことは気になさらずに。』 お湯を注い …

アーカイブ