【 告茶夏摘みいずみ紅茶2019 この 和紅茶 について】
今日の 和紅茶 は、熊本県のお茶のカジハラさんの 告茶夏摘みいずみ紅茶2019 をご紹介します。
この紅茶は、いずみという紅茶の品種で作られています。
全国的に生産量が少ない珍しい品種です。
ですが、この紅茶の多くは優れた紅茶ばかりなので、見かけたらぜひ手にとって見てください。
同じカジハラさんの”いずみ”で2019年の春摘みを紹介していますが、これはシーズンがもっとあとに夏摘みの紅茶です。
大体7月ぐらいであることが多いです。
春摘みと違い、日照時間も長く、気温も上がっているため、香り味ともに濃い紅茶になることが多いです。
この 国産紅茶 がどの様になったか確認してみましょう。
過去のカジハラさんの試飲記事につきましては以下をご覧ください。
お茶のカジハラ検索結果
【茶葉】
茶葉が大きいです。
裁断されていないので、そのままの形です。
色目は全体的に濃く、はっきりとした紅茶です。
形状を見るの、そのまま従来の紅茶としての淹れ方よりも、台湾紅茶のような淹れ方のほうがいいのでは、と思ってしまいます。
【水色・味・香り】
3分淹れました。
水色は、赤橙色になりました。
香りは、わらっぽい香りとお粥っぽい香りがします。
味は、ほぼ白湯です。かすかになにかの味がする程度。
味の系統は、まだ判断しにくいので、次に判断します。
しばらく淹れると、このようになりました。
水色は、濃い赤橙色になりました。
香りは、アーモンドの皮のような香りがします。
味は、酸味と渋みがぐっと強く来ますが、その後花のような香りがふんわりとしてきます。
味の系統は、滋納系と清廉系の間です。
【茶殻】
茶殻は、茶葉と同じく大きな茶殻です。
生茶葉の形状そのまま茶殻になったような感じです。
この状態から見ると、やはり、普通のティーポットではなく、中国茶器の茶壺などで淹れて、茶器いっぱい茶殻で埋まっている状態での淹れ方が良いのかなと感じます。
淹れる時間も、通常の時間ではなく、1分~2分とか短めに煎を重ねる形をとるのが楽しめる回数が増えそうです。
【 告茶夏摘みいずみ紅茶2019 この 和紅茶 での飲み方の提案】
この 和紅茶 は、時間を追うごとに香りと味がぐっと出てくるタイプです。
時間ごとに強くなっていくという紅茶なので、中国茶器などを使って何煎も淹れてみるというのはどうでしょうか。
ガラスの中国茶器を使えば、淹れている様子もはっきりとわかります。
時間も1分程度を何回も淹れると言うスタイルをとりますので、保温に気を使うことなく、常に熱湯を注ぐということに気をつけていれば、回数や時間によって変わっていくお茶を何回も楽しむことができます。
長い時間があったり、何人もの人と話をしながら、時間を楽しむお茶としての使い方がおすすめです。
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