【 南山城紅茶SF2016 この 和紅茶 について】
今回の 和紅茶 は京都府の南山城プロジェクトの 南山城紅茶SF2016 をご紹介します。
当ブログをご覧の方は、もうおなじみだと思います。
幾度となくネタとして取り上げてきました「南山城紅茶」です。
過去記事の一覧は【こちら】からお願いします。
ふとしたこと(ツイッター)から知り合った南山城紅茶の旗振り役が、去年の3月に会社社長になり、今年の4月に「道の駅お茶の京都 みなみやましろ村」を開店することになりました。
そこでももちろん置かれますが、他の地元の紅茶も並ぶことを期待してます。
そして、それを試飲即売する機会を僕が引き受けたいのですけどね。
おなじみの 国産紅茶 とは言え、味見に手加減はしません。
【 南山城紅茶SF2016 茶葉】
茶葉はバラバラで荒いです。
色目も、発酵がおかしいのかなと言う感じです。
紅茶というよりも、荒茶のほうじ茶という感じです。
この状態からは、味の期待はできません。
大体こういうお茶は良いことが無いからです。
せめて、見た目を良くしてほしいなぁと思います。
【水色・味・香り】
3分淹れました。
水色は、薄めの朱色です。
香りは甘く果物のような香りです。
味は、そんなに出てませんが、口に入れる瞬間カラメルのような風味がします。
べにふうきの「紅茶性」をこれでもかと押し出してきてます。
勝手知ったる紅茶なので厳し目に言うつもりでしたが、なかなか良いです。
温度が落ち着くと、渋みが顔をこっそりと出してきました。
味の系統は、判断しにくいですが、望蘭系になると思われます。
しばらく淹れるとこのように変わりました。
水色は、深めの赤茶色になりました。
香りは、蜜のような甘い香りがします。
カップから離れてても香ります。
味は、しっかり渋さがあります。そしてほんのり甘いです。
間違いなく望蘭系に分類されます。
茶葉からは全く想像できない味です。
どうやったら、こんな仕上がりになるんでしょうか。
京都市内の水だからこのような味になったのでしょうか。
別の地域の水でも確認したいです。
【茶殻】
茶殻は、茶葉を見たとおりの形です。
そのまま軽く広げたような感じです。
茶葉と茶殻からでは、味の想像が全くつきません。
想像がつかないどころか、一致しません。
なぜこのような紅茶に仕上がったのか不思議で仕方ありません。
見た目の問題もありますので、ぜひとももっと細かく粉にして、ティーバッグにして下さい。
もっと良くなります。味も使い勝手も。
前に試飲した時、こんなにも茶葉が荒かったかぁと思い確認しました。
前のほうがまだきれいに撚られている感じでした。
この間に何の変化があったのでしょうか。
作っている人も同じだしなぁという気分です。
試飲の時に、妻がちょくちょく飲んでいくのですが「飲みやすい」と言っていきました。
だんだん変わっていくなぁとしみじみ思います。
南山城紅茶プロジェクト・道の駅お茶の京都みなみやましろ村さんの 国産紅茶 にご興味を持たれましたらぜひご覧いただければと思います。