日常的に国産紅茶を買う方法 をわかっておくことで、いつでも国産紅茶・和紅茶のある生活を送れます。
「茶葉があと少しでなくなる」となかなか減らない
基本貧乏性なので、残り少ない茶葉はなくなりません。
例えば、50gの国産紅茶を買ったとします。
試飲で飲んで、みんなで飲んで、30gほど使います。
20g残るわけですが、これが約4杯分(500mlポット換算)になります。
この20gがなかなかなくなりません。
「なくなると、もう飲めない」
とか
「また買わないといけなくなる」
など考えてしまい、飲みにくくなってしまうのです。
結果としてそんなものが100を超えるとザクッと2kg在庫が出来るわけです。
多くのお茶好きの「積み茶」が3kgと言われていますから、まあ、在庫だけで匹敵してますね。
(これはあくまでも「資料」ですので、「積み茶」ではありません)
少しのお茶を一気に飲んで次を買う人もいるなか、やはり飲みにくいというのは事実なのです。
常にいっぱいあると安心する
手元に多く残っていると気兼ねなく使えます。
その事実に気がついたのは、お世話になっている懇意の茶農家さんから、べにふうきBF(粉のべにふうき)を1kg購入した時のことです。
常に計量器で茶葉を計りながら飲んでいたのですが、ある時から茶さじでザクザクと淹れる様になりました。
どんだけいれても、無くならない。これは実に心の余裕を与えてくれました。
正直、国産紅茶に限らず「リーフの紅茶」というものは、日常的に飲むには水のように飲みにくい売り方をしています。
よくて1日ティーポット1杯という飲み方。一日5gで365日分、約2kgですが、本当は気が向いたらどんどん飲みたいわけです。
一日4回20gとか。
コーヒーってそんな飲み方してませんか?
何杯も飲むコーヒーに対して、紅茶はそこまで飲まない。
もしかすると、そういう「気兼ね」をうむ現状こそが、紅茶の裾野を狭めているのではないかとかんじでいるわけです。
そういうわけで、あるとき茶農家さんが「大量の国産紅茶」を売ってくれました。
3kg。いわゆる紅茶3年分ってやつです。
どんだけ使ってもなくなりません。
実に心地よく紅茶を淹れられています。
日常的に国産紅茶を買う方法 紅茶をたくさん買うコツ
紅茶は、「とっておき」と「日常」と分けておくのがいいでしょう。
「とっておき」は文字通り特別。
買ったら完璧に密封して香りが揮発しないようにしましょう。
「日常」主に2つのルートが有ります。
・販売店の特売
・農家の去年の在庫処分
販売店の特売は100Pのティーバッグです。
ティーバッグは1包2~3gなので、200~300gの紅茶の量になります。
特売なら500~1000円ぐらいで買えます。
専門店で多くは100g1000円なので、激安です。
ポットで入れるときは、ティーバッグを毎回2つぐらい投げ込めば、手軽に紅茶を楽しめます。
しかもコスト的にも痛くありません。
会社ではこの方法を使ってます。
農家からの去年の在庫処分は、常に連絡を取れるようにしておくことがコツです。
基本、農家さんは紅茶を生鮮食品と位置づけて、毎年売りたいものです。
毎年安定して売れれば、農家さんの生活も安定します。
「紅茶は熟成が美味しい」と言うのは、あくまでも僕ら飲み手や仲介者の意見です。
農家さんには関係はありません。
なので、どうしても前の年の分で多く余ってしまうものがあります。
それを極力農家さんの言い値で大量に買います。
結果、今回は3kgもの紅茶を買いました。
普通に買ったら30000円します。
これは、仲介者・販売店の手に渡ると、最低価格90000円になります。
それを、ここでは言えませんが、スペシャルプライスで買えます。
このように、関係を作ることによって、手軽に買うことができます。
お茶は縁を作ることで楽しめる飲み物だなと思うわけです。