紅茶工場の見学 の見学をしてきました。
と言っても日本国内です。和紅茶の製造工場はどんなところでしょうか。
お茶の製造工場を見る機会は多くないと思います。
ましてや紅茶を製造する場所を見る機会はほとんどありません。
そんな日本でも珍しい日本国内の 紅茶工場の見学 に行ってきました。
能登島にある能登の紅茶
今回ご案内いただけたのは、いつもお馴染みの金沢幸町の小林茶舗の小林さんと上林金沢茶舗の織田さん。
織田さんは加賀の紅茶生産グループ茶レンジの会の方で、金沢の茶販売組合の事務長をされています。
能登の紅茶は能登半島の中ではなく、能登島という能登半島の中にある島にあり、能登半島からは橋などで渡ります。
能登の紅茶の生産は、上林金沢茶舗の織田さんが始められ、加賀の紅茶と並行して行われてきました。
加賀の紅茶のように、すである茶畑からの生産ではないので、文字通り一からのスタートというものです。
茶畑は11畝の茶の木の列からなります。
育てられている品種は
やぶきたが8畝
おくひかりが3畝
すべて、苗を植えて育てられています。
おくひかりは、植えられて日が浅いので、現在能登の紅茶として作られるのは、やぶきただけです。
育て方は、無農薬有機肥料とのこと。
これはずっと継続するそうです。
今は、植えて4年目になりました。
まだまだ、大きさとしては小さいですが、これが一般的なお茶畑になるように、大切に末永く育てられるそうです。
紅茶工場の見学 リノベートされた加賀の紅茶の新製造工場
合わせて、加賀の紅茶の生産工場も見させていただきました。
元々は緑茶の工場を改装したとのこと。
去年までは丸子紅茶で生産していて、今年から現地生産可能に。
丸子紅茶の生産システムをほぼ完璧に反映させているらしく、非常に細かい管理まで出来るそうです。
加賀市だけでなく、周辺地域の紅茶も生産可能の模様。
もしかしたら、隣接県の紅茶の生産されるかもしれませんね。
2014年の金沢は国産紅茶の年
2014年は、11月1〜2日に、金沢市で国産紅茶の全国イベント『地紅茶サミット』があります。
金沢の国産紅茶関係の方々はその準備に勤しんでおられました。
地紅茶サミットでは、地元加賀の紅茶と新たに加わった能登の紅茶のお披露目が行われるとともに、全国から国産紅茶があつまり、楽しむことができます。
会場も交通の便が良い場所で行われることがきまり、今までよりも参加者の数の増加が見込まれます。
イベントそのものも、金沢らしい形になるそうなので、大変楽しみです。