【この紅茶について】
今回は、前回の『【秘密】とある所のとある国産烏龍茶』の続きです。
改めて、茶葉から写真を取り直して、上げていきたいと思います。
前回は、余熱付き熱湯で蓋碗で淹れました。
(要するに普通の烏龍茶の淹れ方)
今回は、茶葉の特徴である『緑茶っぽさ』を生かしてみるため、
『煎茶で淹れる方法』で淹れてみます。
【茶葉】
茶葉はやはり、緑です。
鮮やかなくらいに緑です。
葉が鮮やかで困ります。(撮るのに)
【水色】
1煎目
水色はほぼ、金色です。
離れると鉄っぽい金属っぽい匂いがしますが、鼻を近づけると微かにほんわかとふんわりした穀物っぽい香りがします。
なんでだろう・・・
煎茶じゃないので甘味はありませんが、さらりと飲み口の良いお茶です。
この分だけは、他の烏龍茶と同じ感じがします。
(ほかのはその分、香りがガツンと乗ってくるんですが)
ただ、煎茶ですと言われると、煎茶かなって思ってしまいます。
甘い煎茶(京都とか静岡の上煎茶とか)ではなく、『さっぱりした良い煎茶』という感じです。
2煎目
2煎目も水色はさほど変わりません。
香りもそんなにも変化なく、味も『1煎目と同じように』変わりません。
ただ、煎茶の場合、1煎目と2煎目は味が違います。
それがほぼ変わらないというこの時点で、不思議さを感じざる得られません。
もしかして、そのまま温度を上げてもこのままの味・色を維持するのか。
そう言う意味で『煎を重ねられる抜群の安定感』というのが垣間見えるかもしれません。
3煎目
3煎目はさすがに、色目が少し薄くなりましが、やはり見た目の変化が薄いです。
味も、渋みが軽く出てきたんですが、丸い感じの味で、緑茶っぽい爽やかさが出てきてます。
ただ、人によっては『変化なし』と言ってしまうかもしれません。
この安定感は、もはや煎茶と言い切れず、中国緑茶を目指した煎茶と言ってしまうかもしれません。
あちらも、ガラスゴップに茶葉を淹れて、白湯になるまで延々とお湯を差し湯できます。
多分、煎数で言うと10を超えるかもしれません。
それに近いといえばそうなのかもしれません。
(あとで聞いた話によれば、烏龍茶では特に目標を決めていなくていろんな可能性を探っていたとのことです)
全部ならべてみると
ほぼ同じです。安定感がすごい。
ついでなんで、4煎目も淹れてみます。
4煎目も抜群の安定感ですわ。
これは茶器で淹れるよりも、大きめのカップや湯呑に淹れて、延々とお湯を入れていく方が合ってるかもしれませんね。
(1・2煎目はゆるい温度で3煎目から熱湯で)
追伸、嫁からの指摘で、訂正。
1~4を全部通しで飲んでみたら、1から順番に渋くなってました。
温度が低くなったら、煎別の個性がわかるようになりました。
やはり、煎茶・・・?
【茶殻】
素直な感想、『ドレッシングをかけて食ったら、美味しかったです』
こういう食い方のできる茶葉があるのは助かります。
ゴミにならなくてもいい。
明日も、更新します。