お茶

お茶のある風景

投稿日:2010年11月12日

口に入れるものの優先順位

先日ネタにもしましたが、人間の口に入るものの行動のパターンは、食→飲です。
食のプロセスの中で、『煮だした汁が飲める』と解釈して、それを飲むという行動。
お茶でも、本来はそういうプロセスをたどったのではないかといわれてます。
ミャンマーでは、今も食べるお茶というのが残ってます。
日本へは、食用ではなくて、最初から飲用として入り、
それが仏教とともに持ってこられたので、お寺を中心に広がりました。

お茶の文化的背景

お茶に、風景ということで、

紅茶にイングリッシュガーデンが作られたり、

日本では、寺院を中心にお茶が広がったので、

寺院庭園に日本茶(当時は、抹茶か団茶)

さらに、日本のお茶は精神的鋭化を極めていき、
わび茶に発展。
京都紅茶道部-世界お茶9
(※イメージ図です)
お茶は、それぞれの文化から風景を作り出していく、
ツールとなっていっていたのかもしれません。

現代におけるお茶の風景

では、一般化を重ねた、今は・・・というと、
普通の生活の中に、そういう文化を入れこめれないのが、現状。
(侘び茶の究極は、野点らしいのですが)
生活の清涼剤としてのお茶は、飲みのもの多様化に伴い、
そいう言う役目は失いつつある、というのが、専門家達の見解です。
でも、お茶は日本人の7割から、『好き』または『きらいでない』という評価をされてます。
それは、清涼剤という役目ではなく、『癒し』という部分が多くの理由となってるといわれてます。
なら、家で『癒し』を求め、お茶を淹れるのか・・・
残念ながら、現代建築では全員がそういう家に住んでないのが現状です。
(飲み物単体だけで、癒しをえられるほどの想像力がなくなってることも事実)
今後、このお茶に求められてる『癒し』を再現するには、そのための『風景』が必要とされてくるでしょう。
そういう、『食』と『文化』の再認識が、これからのお茶だけではなくて、
自分達の足場を見つめていく大切なキーとなりうるかもしれません。
(※今後、『お茶と風景』に関しては、勉強が進み次第、追いかけていきます)

-お茶

執筆者:

関連記事

no image

日本茶のスクーリングに行ってびっくりしたこと

先日の予告どおり、 宇治でございます。 目の前の商店街は、『宇治:源氏物語』ということで すぐわかります。 で 今日のスクーリングの内容は、 ①喫茶の歴史 ②喫茶体験 歴史は、まあどうでもいいとして、 …

日東紅茶紅茶好きのためのロイヤルミルクティー糖質オフを専門家が試飲

日東紅茶紅茶好きのためのロイヤルミルクティー糖質オフの試飲レビューをご紹介します。 普段は、購入してきた茶葉の国産紅茶の試飲レビューをしてます。 今回は、この商品に国産紅茶が使われているということで購 …

no image

仏式?英式?和式?タイプ別でみる紅茶の淹れ方第1回

国によって淹れ方に作法があるのか? 『国によって、お茶の淹れ方が違う』 ということが、紅茶好きになり色々耳にするたびに言われるようになります。 基本、興味のない人にとっては『お茶っ葉をお湯に入れるだけ …

日常の紅茶

ジンジャーティーの作り方 誰でも手軽に生姜紅茶を淹れられる方法

年々健康志向に相まって人気がでてる生姜紅茶・ジンジャーティー。今回はその生姜紅茶 ジンジャーティーの作り方 を誰でも作れる簡単な方法でご紹介します。 この記事を書いた時、ちまたで見かける”生姜紅茶”。 …

楽しいティータイムを

アールグレイ 女性に人気の紅茶。和紅茶でもあるのを知ってますか?

女性に人気の紅茶の代表格といえば、 アールグレイ ですね。 個人的に言えば、なぜそこまでアールグレイが好きなのか、さっぱりわからないですけれど、とりあえず、女性中心にアールグレイが好きな人が多いようで …

アーカイブ