【 東北生まれ緑茶の紅茶kitaha2019 この和紅茶について】
今日の和紅茶は、宮城県のファーム・ソレイユ東北さんの 東北生まれ緑茶の紅茶kitaha2019 をご紹介します。
この紅茶は、宮城県石巻市で生産され、静岡県にて製造をされた国産紅茶です。
2019年G20大阪サミットにて提供されたことで、ご存知の方が多いのではないでしょうか。
今現状(2020年4月現在)、手に入れている国産紅茶の中で最北の国産紅茶です。
石巻市はお茶の生産をされている地域で、石巻茶という緑茶を飲んだことある人も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はその国産紅茶ということになります。
ファーム・ソレイユ東北さんは、『お茶のあさひ園』という名前で販売をしております。
記事下記にWEBサイトのアドレスを貼りましたので、ぜひ御覧ください。
【茶葉】
茶葉はやや長めに見えますが、扱いやすいサイズ感で計量がしやすいです。
ふと、丸子紅茶の形状ににてる気もしましたので、静岡の発酵茶ラボもしくは丸子紅茶さんに研修に行ったのかなという感じを受けました。
全体的に色目が濃く、紅茶らしい姿です。
所々、茎や髭が見られるのは、テイスティング上の意図なのでしょうか。
荒茶のままという感じでもなく、あとから意図的に混ぜられた様に感じます。
茎があると甘くなる、という方もいらっしゃいますので、そういう効果を狙ってのことかもしれません。
【水色・味・香り】
3分淹れました。
水色は、橙色です。
香りは、香ばしいかおりと、ポン菓子のような穀物類を焼いたような香りがします。
味は、コクと甘みと僅かにとろみを感じます。
味の系統は、滋納系です。
しばらく淹れると、このようになりました。
水色は、赤橙色になりました。
香りは、3分の時の『香ばしいかおりと、ポン菓子のような穀物類を焼いたような香り』が更に濃くなりました。
味は、更に味が濃くなり、さらにかすかに酸味を感じます。
典型的な『いわゆる国産紅茶』という形になりました。
【茶殻】
茶殻は全体的に、ピンと伸びた短冊形になりました。
収まりのよさが、緑茶っぽさを感じます。
これで色目が緑なら緑茶かなと言う感じです。
お茶を作って完成させるところに紅茶という着地点ではなく、緑茶にしようという意図を感じました。
そういう意味で『日本の緑茶の紅茶』なのかもしれません。
【 東北生まれ緑茶の紅茶kitaha2019 この和紅茶での飲み方の提案】
この和紅茶は、甘さと香ばしさを中心に作られた紅茶でした。
なので、ブラックコーヒーとかよく飲んでいる方が、コーヒーの代わりに『軽めの物』として飲まれるというのもいいでしょう。
味わいはライトなのですが、香りがしっかりしているので、口当たり軽いまま飲みごたえのある飲み物として楽しめれます。
冷えて飲むと少し飲みにくいので、温かいままで飲むことをおすすめします。
冷えても温め直せばいいだけなので、安易に捨てる必要もないと思います。
ふと立ち止まって、お茶と向き合いなら頭の中をリセットさせるには丁度いい国産紅茶です。
ファーム・ソレイユ東北さんの国産紅茶をお求めになりたいと思いましたら、ぜひ下記サイトを御覧ください。