【 蜜香紅茶大和美人2017 この紅茶について】
この紅茶は、奈良県の「みとちゃ農園」さんの紅茶です。
この紅茶は2018年の大大阪お茶会で購入しました。
前年の2016年のものもありますので、ぜひ合わせて御覧ください。
【奈良県】みとちゃ農園:手摘み ウンカ芽 紅茶 大和美人2016
2016年の時は、『量が少ないのが不満』と書きましたが、これが100gあったら、とんでもないサイズになるなぁと思い、今の25gぐらいが保存を考えるとベストかもと思ってます。
じわじわと人気を高めている紅茶ですので、ぜひ見かけましたら、お手にとって見てください。
【茶葉】
茶葉は形そのままの茶葉を綺麗に一つ一つより上げている形です。
見た目は日本の紅茶に見えません。
チラホラと銀針も見えます。
手摘みで丁寧に摘んだ形跡が手にとるようにわかります。
手が込んでいるので、量産は難しいんだろうなという感じです。
その分、出来が非常に良いので、淹れるのが楽しみになる茶葉です。
【水色・味・香り】
3分淹れました。
水色は、橙色になりました。
香りは、甘い香りで、蜂蜜とりんごの蜜みたいな香りがします。あとかすかにアーモンドの皮の香りがします。
味は、軽く酸味がありますが、果実っぽい酸味ですっと消えます。中国の紅茶を飲んでるような雰囲気です。
味の系統は、清廉系です。が渋みがないです。
しばらく淹れると、このようになりました。
水色は、赤橙色になりました。
香りは、深いカラメルのような香りになりました。
味は、甘みとコクにくわえ、渋みが顔を出してきました。
全体的にライトな口当たりの紅茶です。
日本の紅茶らしくなく、パッケージにも『中国の紅茶のように』とある通り、味よりも香りを重視した紅茶です。
食べ物は、やや香ばし目のナッツ類か甘さを控えたまんじゅう類が良いかもしれません。
長時間時間をつぶすには丁度いい紅茶です。
【茶殻】
一つ一つが大きく、もとの形状に戻ってます。
色々な茶殻をみてきましたが、これだけウンカに噛まれた痕跡がはっきりと多数に渡る国産紅茶は珍しいです。
茶園の管理が大変だろうなっていう思いがします。
手もみ・釜炒りということですので、復元した時の膨れ具合は他の国産紅茶とは比較にならないです。
こういう戻り方をする国産紅茶は、なかなか見受けられません。
(一部ありますが)
この調子で、台湾紅茶っぽい国産紅茶の追求を頑張っていただければ大変ありがたいです。
この紅茶に興味を持たれましたら、ぜひ注文をしてみてください。
出店情報などは、WEBサイトに掲載されています。