【 京都宇治和束茶和束紅茶(黒ラベル) この紅茶について】
今回は、京都府の喜寿園さんの 京都宇治和束茶和束紅茶(黒ラベル) をご紹介します。
この紅茶は、喜寿園さんのオリジナル品種『きじゅみどり』で作った紅茶です。
他の在来や緑茶の品種とちがい、独特の風味が感じられる日本でもここだけのお茶です。
茶園さんごとにしかない『独自品種』ってのが、日本中探せば未だあるのかもしれませんが、
そういうものを集めて特集するというのも面白いかもしれません。
【茶葉】
茶葉は、一見粉っぽいですが、実際は大きめのリーフがゴロゴロしている
バランスのとれたいい茶葉です。
茶葉そのものから香りが・・・ということはほとんどありませんが、
複雑に絡み合うわけでもないので、素直に計量できて嬉しいです。
【水色】
水色は濃い目の茶色です。
香りは、甘い卵焼きのような香り。(絶対に嫁からツッコミ入るな・・・)
味は軽く渋いんですが、ほんのり蜜香が見え隠れします。
ただ、杉本さんとも話をしていたんですが、3分は短いですね。
最低5分はほしい所です。
長時間淹れたらどうなるでしょうか。
水色は、赤が深く濃くなりました。
香りは完熟トマトのような紅茶らしい香りに。
(F&Mのエリザベス女王(当代)即位60周年記念リーフが完熟トマトのような香りです)
味は、軽く渋みがあって、どっしり濃いです。
長く淹れるほうが、紅茶らしくていいですね。
5分以上と言わず、10分以上。
これならミルクティーにしても耐えられるでしょう。
なかなかどうして面白い紅茶です。
【茶殻】
茶葉そのものが全体的に細めなので、開いても膨らんだように見えますが開いた系です。
残り香がほとんどないので、出きった感があります。
今回の喜寿園さん分のストックが、ここまでなので、来年まちってことになりますが、
どんなものが出てくるか楽しみです。
和束紅茶にご興味を持たれましたらぜひご覧いただければと思います。
明日も、更新します。