【 太田園さんちの手摘み紅茶2021 この 和紅茶 について】
今日の 和紅茶 は、静岡県のカネタ太田園さんの 太田園さんちの手摘み紅茶2021 をご紹介します。
カネタ太田園さんは、静岡県浜松市天竜区の茶農家さんです。
例年は6月に京都で開催される吉田山大茶会に参加されてて、そこで購入します。
ですが、2020年からの新型コロナの世相により、2020年は購入できませんでした。
今年2021年分は、直接連絡を取りまして、購入しました。
手摘みで少量生産を行っているため、数多く出回る紅茶ではないそうです。
直接購入、もしくはカネタ太田園さんのお付き合いのあるお店にメニューの一つとして卸しているとのことです。
文字通り、手間暇かかった紅茶をありがとうございます。
過去の記事につきましては以下のページを御覧ください。
「カネタ太田園」の検索結果
この 国産紅茶 が、どの様な紅茶になったか確認してみましょう。
【茶葉】
茶葉は濃い目の色です。
しっかり撚られています。
茶葉の段階でかなり濃い香りがします。
茶葉の形状だけみると繊細さを感じますが、色目の濃さから、かなり濃い目の紅茶がでてくるんじゃないかという感じを受けます。
この写真では粉が多く見られますが、底からぐるぐると混ぜてから軽量しました。
この表面の粉っぽさの中には、やや大ぶりの茶葉が積み上がってます。
【水色・味・香り】
3分淹れました。
水色は、薄い赤茶色になりました。
香りは、カップに注いだ直後は、バラの花のような香りがしますが、時間が経つと削りたての木くずのような香りに変化しました。
味は、すこしコクと甘みを感じます。紅茶というよりも軽めのコーヒーが近いですが、コーヒーというほど味が濃いわけでありません。
時間が経ち温度が落ち着いてくると、甘酒のような風味を感じました。
味の系統は、滋納系と望蘭系の間で、滋納系寄りです。
3分でもじっくりと楽しんでいられる風味を出してます。
しばらく淹れると、このようになりました。
水色は、濃い赤橙色になりました。
香りは、ジューシーなドライフルーツの香りになりました。
レーズンやドライいちじくなどの香りが濃厚に混ざったような香りがします。
味は、強いコクと軽い渋みを感じます。
味は非常に濃いです。
じっくり淹れると望蘭系の紅茶らしい味や風味になります。
【茶殻】
茶殻からは、茶葉を選んで柔らかそうな芽を摘んだような形跡が見られます。
一芯一葉ぐらいを丁寧に摘んでいるようです。
大きな茎は見られません。
やや大ぶりの葉も見られますが、硬い葉ではなく、煎茶にも使っていたような柔らかい葉です。
残り香はやや枯れ枝のような香りがします。
紅茶そのものからは非常にジューシーな香りがしたと打って変わって穏やかな残り香です。
【 太田園さんちの手摘み紅茶2021 この 和紅茶 での飲み方の提案】
この 和紅茶 は、 3分くらいの浅い時間と5分以上の長時間で、2回楽しめます。
3分ぐらいまでの浅いめの淹れ方だと、香ばしい感じの食べ物と合いそうです。
煎餅とかおかきとか、焼いた餅なども合いそうです。
焼いた芳ばしい香りと穏やかな風味の紅茶の味がマッチして、寒めの季節ならホッと暖かくなるのではないでしょうか。
5分以上の濃いめに淹れると、ケーキなどに合いそうです。
それ以上に、濃い目に淹れるとミルクティーにぴったりになりました。
牛乳と砂糖が、濃い目に淹れた時の濃厚なドライフルーツの味を押し上げてきます。
温かいうちだと、かなり濃厚さとジューシーさを感じるのではないでしょうか。
ただ、冷えてからミルクティーにすると少し物足りなさを感じます。
ぜひ、温かいうちにお召し上がりください。
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