【 大分 大野 山片氏 紅茶 在来2015 :この紅茶について】
大分 大野 山片氏 紅茶 在来2015は、『日本茶セレクトショップJastea』から受け取りました2015年の熟成紅茶です。
一般販売しているかわかりません。
製茶は2015年で春と夏の間に作った紅茶です。
品種は在来で、製茶にJastea君が絡んでます。
普通の山片茶園さんの紅茶とは違うものという認識を持って下さい。
【茶葉】
茶葉は、いつもの山片茶園の紅茶よりもやや大きいです。
撚り方はいつもと同じような感じで、ぐりぐりと撚られています。
写真では光の具合で青くみえますが、実際はいつもの山片茶園の紅茶よりもずっと黒いです。
多分、通常ではないくらい黒いかもしれません。
なんとなく、違う茶園の紅茶に見えます。
【水色・味・香り】
3分淹れました。
水色は、橙色です。
香りは、ほんのりココアっぽい香りがします。
味は、若干甘さとコクを感じます。
味の系統は、まだわかりません。3分では薄いです。
しばらく淹れると、このようになりました。
水色は、赤橙色になりました。
香りは、熟したフルーツのような香りがします。酸味が抜けたドライいちじくみたいな感じです。
味は、渋さとコクが同じくらいのレベルではっきり自己主張をしてきます。
味の系統は、滋納系でやや望蘭系寄りになります。
角が取れきって、丸くなりきったという印象を受けました。
なんか、山片君の紅茶らしくない。
【茶殻】
茶殻は、開いたサイズがほぼ同じです。
ですが、いままでと大きく違うのは、何一つ裁断されていないということです。
一葉づつ手摘みで摘んだのではないかと思うくらい揃ってます。
そして開いた時のカサがいつもよりも遥かに大きいです。
淹れる前でもそれなりの量を感じていたのですが、淹れた後の茶殻ではもっと茶葉の存在感を感じます。
この紅茶は、食べ物との合わせるのに向いていると思われます。
味や香りが穏やかなので、和菓子や和食に向いています。
やや濃く淹れてアイスにするとラーメンとかも合いそうです。
口の中をリセットする紅茶としては最適かと思います。