国産紅茶レビュー 奈良県

【奈良県】健一自然農園: 大和和紅茶2016(リーフ)

投稿日:2017年4月20日

【 大和和紅茶2016(リーフ) この紅茶について】

今回は、奈良県の健一自然農園さんの 大和和紅茶2016(リーフ) をご紹介します。

この紅茶は地紅茶サミット奈良で買いました。
改めて、奈良県での国産紅茶の生産の裾野が広がってることを実感しました。
奈良県のお茶は宇治茶の一部として使われる事が多く、いままで一般的に知られていませんでした。
こういう紅茶という切り口は、本当に「地元のお茶」をアピールするには絶好の機会ということでしょう。

【茶葉】

【奈良県】健一自然農園: 大和和紅茶2016(リーフ) -1
茶葉は大ぶりで硬そうに見えます。
やや髭が見えますが、全体的に裁断していないので、茶葉の形のまま撚られた形状がよくわかります。
多分、茶殻はキレイに開いた茶葉がしっかりと見える形になるんでしょうね。

【水色・味・香り】

【奈良県】健一自然農園: 大和和紅茶2016(リーフ) -2

3分淹れました。
水色は、薄い橙です。
香りは、ポン菓子のような香ばしくて甘い香りがします。カラメルっぽいといえばそれも近いです。
味は、ほんのり甘いですけど、ほぼ白湯です。
3分は短すぎたかなと思います。

味の系統は、滋納系になります。

しばらく淹れるとこうのようになりました。
水色は、濃い目の赤茶色になりました。
香りは、やや強めに甘くて香ばしい香りが出てます。
味は、酸味がのり、ぐっとお茶っぽくなりました。

香りを楽しんでさっぱり楽しみたい方は、浅めに淹れるのが良いでしょう。
ですが、お茶らしく香りと味をガッツリ楽しみたい方は最低6分以上淹れて下さい。
これも何か足すのには向いてませんが、食べ物との相性は良さそうです。

【茶殻】

【奈良県】健一自然農園: 大和和紅茶2016(リーフ) -3
茶殻はキレイに開かれ、形状を見るのが大好きな方にはたまらない茶殻になってます。
一見、岩茶っぽさを感じるのですが、淹れてみると日本の紅茶の典型的な形になります。
でも、淹れ方を考えるともっと楽しい飲み方もできる可能性を感じさせる紅茶だと思います。

一度茶壺で淹れてみたいなぁ・・・

健一自然農園さんにご興味を持たれましたらぜひご覧いただければと思います。

健一自然農園

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