国産紅茶をプレゼント するというお茶の楽しみ方もあります。
紅茶好きの義母
義母は紅茶が好きです。
といっても、僕のように「お茶の壁を積み上げる」くらいではなく、どこにでもいる「普通の紅茶好き」です。
外国の紅茶とか買っては、ちまちま飲んで個人で楽しんでいます。
そのなかで、ここ数年、僕のストックからチマチマと国産紅茶を渡すことが増えました。
そのたびに「これいいよね~」「あれもいいよね~」と義母の好みの範囲が広がっています。
紅茶について、もう目新しい発見がないだろうと思われている中で新しい味の体験が新鮮なのかも知れません。
個人的に、その反応がうれしく思います。
義母に 国産紅茶をプレゼント をした
届けた紅茶は、山片茶園の紅茶です。
2015年春のおくむさし。
写真では緑茶っぽいですが、実際にこのくらい青いです。
ぱっと見た目、緑茶なのですが、淹れるとしっかり紅茶です。
こういう紅茶ほかにも見かけます。
若いダージリンとか、紅茶と呼んでいいのかカングラとか。
香りも青々しく、何年も経ってる気がしません。
正直、こういうような紅茶を作る農家さんはめったにいません。
これは5分淹れた水色です。
これでも十分クリアな赤なのですが、これより時間が経つともっと深くてクリアな赤になります。
ルビーみたいな色です。
ただ、渋みは強めではありません。
彼の例年のおくむさし紅茶はきりっと渋いのですが、これはふんわりと和やらかい口当たりです。
ですが、青々しい香りは健在です。
数年経ってるのにグリニッシュってまさに不思議としか言いようがありません。
この紅茶はもう手に入りません。
僕が全量引き取ったからです。
手元に今1kgほどありますが、これは自家消費の予定なので、どこにも出す気はありません。
もしかしたら、お茶会をしたら出すかもしれませんが。
共通の好みが取り持つ仲
今回は、500g持っていきました。
50gとか100gとか小分けした物がなかったということもあります。
まるで、紅茶に見えないパッケージに、
「番茶みたいや」
と驚いていました。
それもそのはず、どう頑張っても、紅茶を500gも買うことなんてそうありません。
そのくらい買う人は、僕が知ってる限りは芦屋ムジカで別名「レンガ」と言われるパッケージの紅茶を買う人たちくらいです。
今回はこれを飲んでどんな反応をするでしょうか。
妻の携帯に反応が入ると思うので、気長に待ちたいと思います。
次はお義母さんに、なんの紅茶を渡そうかな。