国産紅茶はいつから作られるのか
国産紅茶はいつから作られるのか、意外と知らない人が多いです。
あと2ヶ月半ぐらいで、緑茶の新茶のシーズンが始まります。
早いところではもう始まってるのですが、屋久島とか南の方なので、ある意味特殊地域です。
ゴールデンウィーク前後にいわゆる『八十八夜』をむかえ、全国的に新茶の生産のシーズンに入ります。
では同じお茶である紅茶はいつ作られているのでしょうか?
紅茶は、『新茶のあとに』作られます。
紅茶専業で作られている所では、新茶のシーズンぐらいに作られますが、一般的ではありません。
紅茶は、新茶を作ったあとに作られます。
大体、『1.5茶』と言われるくらいの時期です。
理由としましては、
・新茶のほうが引き取られる
・緑茶は毎年作らないと、来年買ってもらえない
・新茶の価格のほうが高い
というのが上げられます。
一部の地域では『抹茶の生産で忙しい』というのも上げられます。
紅茶はそういうことをもっても、基本的にあとになります。
ほかには『すこし日照時間をかけたほうが香りがいい』というのもあります。
八十八夜前後で作った紅茶で、味も香りも薄くて紅茶にならない事もおおくあります。
必ずしも『紅茶も早ければいい』というわけではないようです。
『紅茶のシーズンは新茶の次』とおぼえておくと楽しみが増えるでしょう。
農家さんのこの発言に注意しよう!
茶農家さんによって、紅茶の生産時期は違います。
商品が並ぶ前に、確認できる発言があります。
それを知っておくと、自分から茶農家さんにアプローチすることができます。
その発言は
『今年の新茶出荷、終わった』
です。
新茶の出荷が終わったということは、紅茶の生産に入れるということです。
新茶の生産が終わって、2週間ぐらいたったほどに紅茶づくりを始める農家さんが多いようです。
その時期にアプローチしておくともしかすると『今年の初紅茶』が手に入るかもしれません。
茶農家さんの発言に注目しましょう。