お茶

新茶のシーズン、2013年今年の傾向

投稿日:2013年5月7日

5月もGWが終わりまして、先月末あたりから静岡を始め色んなお茶の産地から新茶のお知らせが届いている時期かと思います。
個人的には緑茶のサンプルよりも紅茶が欲しいのですが、まあそこは茶園さんが機械的に過去歴のある客に出してんだなって思うようにしてます。
『顧客の好みの管理』という点では、もっと考えどころがあるでしょう。

□今年はお茶が遅れている

今年は気温が低いため、お茶の生産が遅れています。
どこかでネタで触れていましたが日本は毎年『霜で100億円クラスの農作物被害』が出てます。
毎年です。
お茶も例外でなく、茶園さんから霜への警戒を聞かない日はありません。
そして、1番茶を摘める所から、ちゃんと作れたら安心の連絡が入ります。
でも、全国的にそういう所ばかりでなく、半分やられたとか、地面がなくなったとか耳に入ってきます。
今年は、1番茶が手に入ったら御の字だと思うことが正しいようです。

□摘めるか不安なのに

今年の茶の取引価格を見て驚いた方が多いです。
昨年に比べて価格が低く推移しています。
京都のある方のモノの場合、1番茶が昨年1kg3万円台だったのに今年は2万円台だったそうです。
京都は『宇治茶ブランド』のおかげで値段が下がりにくい(下がらないわけではない)傾向にはありますが、他の地域、例えば九州なのはすでに市場取引価格が700円台もしくはそれ以下になってます。
原因として考えられるのは、震災の風評被害から大産地静岡が立ち直り、大量の茶葉が供給されそうだということです。
元々、九州のお茶は八女茶を除いて、低くなる傾向にあります。
これで合わせて、昔茶葉価格の下落の原因とされていたペットボトル用のお茶の茶の価格が、通常のお茶の価格よりも高く買い取られて行っているという傾向も出てきたようです。
買い手としては、『直接買い付け』においては、お茶を買うのに最適な年かもしれません。
茶園さんとしてはたまったものじゃないですが。

□メーカー経由が高くなる理由

厳密には、『メーカー買い付けが高くなった』というわけではありません。
メーカー買い付けは変わりません。
市場取引価格が安くなりすぎたのです。
メーカーは基本、原材料費が市場の影響を受けることを嫌がります。
なので、某大手メーカーは、特にメジャーじゃない産地のお茶を常に同じ価格で一気に買い上げることで、品質保持と価格保持を行います。
抹茶にしても、ある菓子メーカーは、抹茶の材料の碾茶の生産農家と提携し、毎回決まった金額て大量に買い付けて現地工場で製造します。
そういう風にして、メーカーは価格の安定を図ります。
ですが、一般市民が買うのはそういうお茶ではなく、市場で取引されたお茶です。
価格変動の煽りを良い意味でも悪い意味でもダイレクトに受けるのは、僕ら消費者ということです。
そういうことを考えながら、店舗から買われる事が大事かと思います。
まあ、金銭計算しながらお茶飲む人なんて、僕以外いないと思いますが。

安定して、高品質なお茶をお値打ちな価格で手に入れようとするにはどうするか。
『MY茶園』を作ることです。
うちのサイトでは、国産紅茶の生産者を載せてますが、それは同時に日本の茶園ですので緑茶の茶園でもあります。
そう言う所から、消費者が直接買うことで、『いざという時のお茶』を安価で手に入れることができます。
ただ、農作物なので、毎年同じ品質ということは保証しませんがね。
市場を通して手に入れるお茶の最大の強みは『毎年品質を安定させる技術がある』ということですから。

選択されるのはみなさんです。

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