お茶

紅茶好きだけならず、日本中のお茶好きを巻き込んだ論議になっている出来事

投稿日:2012年2月24日

今月初旬の出来事です。
あるニュースが全国で流れました。

『岡田副総理の「首相官邸の紅茶はとてもストレートでは飲めない渋い紅茶だ」の発言』

ほとんどの方は、このニュースは何の気求めず、そのまま流したかもしれません。
ですが、これに関して引っかかる人がポツポツと現れだしていました。

『なぜ、官邸の紅茶はそこまで苦いのか』

官邸は日本の行政府の中枢です。
と言うことは、誰が来てもいいように日本で最高の技術の人が提供すると考えてもいいはずです。
なのに、この『ストレートでは飲めない渋い紅茶だ』という意見。

沢山の方が、実際に官邸に入れない中推定しました。
先日、ある一定の結論をみました。
このかたのブログが大変わかり易いので、紹介させていただきます。

ぎんぐの紅茶『首相官邸の紅茶が渋い理由を全力で考えてみた』

紅茶という品物から、今日本でわかっていることを使って検証をした中で一番わかりやすい内容になってます。
こちらを一読していただきたいと思います。

そして、紹介だけで僕は終わりません。
もう一つ仮設を立てました。

岡田副総理のブログにて『総理官邸の不思議-ガラスのコップに熱いお茶』という事が書かれていました。
記事は1月27日のもので、先の紅茶は2月3日の会見でのものです。
ここで違和感を感じました。
『決して全くの素人が淹れたものじゃない可能性がある』
普通にグラスに緑茶だけでしたら、別に気にしませんでした。
その上で、『紅茶が苦い』ということです。

お茶好きの方々はこの紅茶が苦いの結論を『イギリスの淹れ方に合わせれば文句を言われた時の言い訳になる』と付けました。
実は、緑茶にグラスというのは、日本ではしませんが他の国ではします。
例えば、モロッコのミントティー。
あれはホットで淹れてそのままグラスに注いて砂糖をこれでもか!ってくらい突っ込んで飲みます。
おとなり中国でも、お茶を飲むときにグラスに茶葉を入れて熱湯を注いでのみます。
みなさんがイメージしている『中国茶』のイメージは出来上がてわずか40年ぐらいのものです。
日本では、急須がセットでつくので、直接茶葉をグラスに入れませんでしょうが、淹れたお茶をグラスに注いでいるのです。

ここで僕は一つ仮設を立てました。
『官邸では飲み物に担当が決まっている』
紅茶はイギリス方式なので例えば外務省のイギリス担当
コーヒーは方式はわかりませんが、アメリカ担当
そして緑茶は『お茶は中国発祥』という理屈から中国担当

このように決まっていたとすれば、すべてが説明できます。
もしそうでなければ、ただの素人が官邸を訪れる政治家・大臣・諸外国の大使・首脳に対して飲み物を提供しているということになります。

外務省担当者が決して飲み物の専門家とは思えません。
例えば、もう一つのポイント『熱い緑茶がでる』ということです。

普通に考えれば、官邸で出るような緑茶といえば煎茶でも特上の煎茶でしょう。
ご存じの方はわかってると思いますが、そんなものを『熱い』状態で出すことはないんです。
特上の煎茶はほぼかぶせ茶の上級と同じくらいのアミノ酸量を誇ります。
抽出温度は高くて60度で、普通では45~55度と玉露並みです。
グラスに移し変えても、50度前後です。
それを『熱い』と表記するのは、おかしいなと感じました

官邸の飲み物担当は外務省の人間で完全な素人だといえるでしょう。

これを機会に、日本の業界団体は官邸に乗り込むべきです。
紅茶は日本紅茶協会
緑茶は世界緑茶協会。
コーヒーは日本コーヒー協会。
これ以上、中途半端な知識の素人に大切な外交の席も含めて飲み物を提供させるのはやめにしませんか?

今まで外国の要人が日本の官邸に来るたびにこう思っていたかもしれません。
『日本の食べ物はおいしいのに、なぜここの飲み物はまずいのだ』
と。
日本の恥を拡散させないためにも、業界団体は団結してこの問題に対処するべきだと思います。
まさかこんなことだったなんて・・・
些細な事ではありましたが、内情を明らかにしていただいた岡田副総理に感謝の意を評したいと思います。

-お茶

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